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フリーライダー

私は去年、長期休暇を取得したせいで、今年の有給休暇が少ない。
今年の前半はそのことを知らずにちょこちょこ有給をとってしまったので、残日数が心許なく、年末まで持たせるために後半は計画的にとっていかなければなりません。

休暇が足りなくなっちゃったら欠勤すればいいだけの話なんだけど、なんだかそれはできない。

そんな中、妹から撮影をしてほしそうなLINEがとどきました。
土日ではなく、平日。
いつもはそのお願いに応じてきたけど、前述のように有給の残日数が少ないので、今回ばかりはやる気が起きません。

さらに電車で妹宅まで往復3時間。
もちろん電車賃もかかるし、有給をつかうということは会社の1日分の給料も消化することになるわけで・・・。

やる気が起きない理由がもう一つありました。
それは、今となっては撮影が「商品」であること。
そこに費やしてきた経験や研究があって、プロであるという自負がある。

たとえば、実家の両親のことだったら有給を取るのは仕方ないと思えるし、妹からのお願いが土日の撮影だったらよかったんだけど、今回はそのどちらでもない。

せめてお金を払うって言ってくれれば。
そんなこと言ったら「家族からお金を取るなんて!」って怒るかな。
でもここはアサーティブに伝えないと禍根を残してしまう。

そこでChatGPT先生に事情を説明して、次のような文章を作ってもらいました。

”今年は有給が少ないから計画的に使わないと年末まで持たないんだよね。土日なら喜んで無料で撮影するよ。もし平日がどうしても必要なら、有給を使う価値があるような形でお願いしたいかな。撮影料を支払ってもらえるなら、通常よりも安い価格で対応するよ。どう思う?”

ChatGPT先生は本当にアサーティブな文章を作るのがほんとにお上手。
私はこれと一緒に一般公開している料金表も妹に送りました。

妹だったら半額にするよ。
もちろんプロの仕上げで。

と、思ってたんだけど返事が来ない・・・。どゆこと?

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