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 今、海外在住のアジア人にとっては、コロナウイルスの影響で差別や暴力を受けててなかなか辛いし苦しい時期だよね。

道端で、必要以上に咳き込まれたり、「コロナウイルス」ってウイルス呼ばわりされる。

小学校では、休み時間に鬼ごっこする時にアジア人の子が必ず鬼にされて「ウイルスから逃げるぞ。」なんて遊びが行われる。

人の顔を伺いながらバスに乗車する、花粉症からくるクシャミもメトロの中では無理矢理でも我慢しなくてはいけない。

自分の近くにいる人が、咳き込むだけで敏感に反応してしまう。「もしかして、自分が移したんじゃないか？...」ってね。

一つ一つの何気ない行動でもストレスを感じての生活を余儀なくされている。

自分でも、わかってる。過激に意識しすぎだと。

これまでも、アジア人っていうだけで差別を何度でも受けてきたからこんなもん大したことないって思ってきた。

けど、やっぱりちょっと疲れてきたな。

いろんなニュースを見たり話を聞いたりしてると、これを発信せずにはいられない。

けど一つ。一つ心の底から言いたいことがある。

それは、こんな状況でもいつもと変わらない笑顔で自分と接してくれる人たちの存在。まるで、なにも知らない、なかったかのように接してくれる人たちの存在。

夜22時に店に行ったら、コーヒーを無料で奢ってくれる店のおっちゃん。

いつもと変わらず自分とコミュニケーションをとってくれる職場の奴ら。

いつもと変わらない笑顔で自分と接してくれるチームの子供達。

練習後に俺を見つけて、笑顔で「adiós JUN! 」って手を振って挨拶してくれるお父さんお母さん。

当たり前なことかもしれないけど、状況が状況だけに当たり前じゃない。

俺だったら逆の立場にいたらできるかな。

1番伝えたかった事は、俺はこういう人たちへの感謝を絶対に忘れない。彼らのためにできる事を精一杯今はやる。

Gracias a todos. vosotros ya lo sabéis.