リビングテレビ買い替え

東京2020に備えて買ったLG OLED55C9PJA。2019年12月28日に¥175,553で購入していた。

去年から画面の焼き付きが気になり始めたが、購入してからまだ5年も経っていない。有機ELテレビはLEDテレビに比べると寿命が短いとはいえ、5年ももたないのはあんまりである。

そろそろ買い替えと言いたいところだが、テレビを一台追加購入して押し出し式でこれまでテレビを置いていなかった部屋にスライド設置することにした。そもそも廃棄するにしてもお金がかかるので、使える内に売却するのが懸命だが焼き付きがあると高くは売れまい。ということでしばらくは寝室で使うことにした。

さて、次期テレビの選定である。寿命が短いとはいえ、やはり有機ELの画質は素晴らしいのでまずは有機ELテレビを検討する。型落ちモデルが中心とはいえ、コストコのテレビは安いので実機をコストコ店舗で確認することにした。

ちょうどLGの展示を川崎倉庫でやっていたので見てみると、廉価版の有機ELテレビが見事に焼き付きを起こしていた。買うとしたらひとつ上の上位機にするだろうが、有機ELパネル自体はそんなに変わらないだろうから焼き付きは防げないだろうと考えた。ひょっとしたら国産の有機ELテレビであれば何らかの制御によって焼き付きを防ぐことができるかも知れないし、あのシャープの有機ELテレビも展示してあったので逡巡したが、縦にして車に載らないと持ち帰りはできないとのことだったので、結論は持ち越しとなった。

帰宅後、多少画質は落ちてもLEDが長い目で見て良いだろうと判断し、SONYと東芝に絞って検討した。4Kではない頃に買ったSONY製の45インチテレビもまだ現役で使っている我が家においては、SONYの画質には慣れているし使い勝手も良いが、性能と価格のバランスは東芝が上だろうと判断し、東芝 65Z770Lの最安値店を探した。

最終的にコジマYahoo!店で165,402円で購入し、さらにPayPayポイントが11,333円相当付与されるということで、実質154,065円となった。今見ると価格.comの最安値が237,600円と、さすがに販売終了品(2022年7月1日発売)ゆえに在庫が無くなったのだろうが、なかなかタイミング良く買うことができたと思う。

さて当の東芝 65Z770L。タイムシフトマシン4K量子ドット液晶テレビということで、チューナーを多数搭載していたりと、画質の違いは認識できないが普通のLED搭載機とはちょっと違うぞ感はある。LG OLED55C9PJAとの最も大きな違いはそのレスポンス。OLED55C9PJAでは番組表に切り替えたり戻したりするたびに音声が途切れていたが、東芝 65Z770ではそれがないので非常に快適である(OLED55C9PJA独特の問題かも知れないが)。

画質については有機ELの方が確実に上だ。映像エンジンの性能が良くても有機ELの素質には敵わないように思う。

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