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スエズ運河座礁事故=現実は、小説より奇なり=

※このNOTEでは、僕JUN AMANTOのオンラインサロンEART LIFE LABOに投稿された記事の一部を、特別公開しています!

今の日本、ひいては今後の地球の文明の分岐点としての大きな意味があると世界情勢の流れから見える、さまざまなニュースを取り上げ、オンラインサロン内でレポートしてきました。

中でも重要な記事の一部のまとめ的な部分を特別に公開します。

今日の記事は、3月27日に投稿されたもの。オンラインサロンでは、もちろん、いち早く最新の記事が毎日上がっています。

今、情報は色んな手段で得る事はできるけど、「・・・でどうするの?それって本当なの?」と、わからないことだらけの皆さんへ、是非参考にしてもらいたいです。

そして、ここの記事に自分でたどり着いたみなさん、よかったら僕のオンラインで一緒に新しい未来の在り方について行動していきませんか?

http://amanto.jp/index.php?cID=339


2021年3月27日

< 世界情勢>スエズ運河 座礁事故 その1

=世界の流通のから見るコスト=

3/23、エジプトパナマ運河のタンカー船挫傷事件がありました。
世界最大級のタンカーで、その長さは東京タワーより長い!
ここから見えてくる世界の物流情勢と、不可解な政府の動きを見ていきましょう。

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=2020年から起った歴史初の世界同時コンテナショーテージ(コンテナ不足)=

まず、台全体に世界の物流に使われるコンテナというのは世界中が共用して皆で使っているという事をご存知でしたか?
2020年4月から6月、コロナ自粛で世界経済がストップ。各地のロックダウンが起こると、世界の港では港湾作業員の人が減りなくなり、世界同時に荷役のスピードが落ちるという事になりました。

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人手不足で運営をストップする会社も現れると、港に大量のコンテナが滞留することなったのです。
こうなると船会社は、価格を安定させるためにタンカーの本数を減らします。
貨物がないのに、船を動かすと大赤字になってしまうからです。

船の便数が減れば、値段は一定に保たれ世界中に影響を出さないようになりますが、便が減ると結局競争は激化して値段は高騰するのが市場原理です。

=世界で最初の経済再生した中国の影響=

そんな中、2020年7月ぐらいから経済活動の回復が最も早かったのは、中国でした。
(これは過去の世界情勢の記事を参照してください、去年は世界で中国だけが経済成長をしていました)。

中国の工場が稼働するのと同時に、中国国内からの輸出も復活しました。
製造を継続させたい海外企業も、中国で製造をしたいという風になり更に中国から輸出がさらに進みました。

そこへ9月頃なんですが、アメリカへのクリスマス商船で中国から大量のコンテナが北米に移動しました。
なんと一か月に20フィートコンテナが90万個!!

中国は10月になると、国慶節という長期の休みがあるので長期の休みの前に貨物をできるだけ出してしまいたいのです。休み前の駆け込み需要があり、中国からの輸出は増え続けます。しかし、船会社はこの時期もどんどん便数を減らしていきました。
結局、空コンテナを十分に回漕することができなくなったんです。

=コンテナ不足で起るフリータイムと
リテンションのカット=

例えば、日本で通常14日間あるフリータイムを半分の7日間にしました。
物流会社は、一刻も早くコンテナを港から取り出して貨物を降ろしてコンテナを返却しないといけません。

そこにアメリカやヨーロッパで、コロナによる人手不足とシャーシ不足が起こります。
シャーシとは、コンテナを乗せて動くトラックの荷台の事です。

アメリカ内陸部まで運ばれたコンテナは、なかなか戻ってこないということになりました。
港にも、ドンドンと荷下ろしを待つコンテナが溜まります。
普通だったら、一日とか二日で戻ってきたコンテナが、一週間以上戻ってこないということになり、悪循環が重なっていきます。

2020年は、北米の海上運賃が過去最高に高騰しました。
(ロサンゼルス港で、20ftでだいたい2000ドルだったものが4000ドルなど)


=春節(旧正月)祭が終われば回復する?NOー!=

中国の旧正月が明けると中国のコンテナ製造会社に発注していたコンテナが世界に納品される!世界はそれを待っていました。
しかし、実際は全く改善しませんでした。

現在世界のコンテナは、アメリカヨーロッパの内陸部や港、そして海の上に積み荷を下ろすのを待っているという状態です。
海上運賃を調べてみましたが、昨年の11月以降、すごい勢いで上がっています。

これらは、流通から製造、小売、販売と全ての価格変動の肝に懇願になるわけですね。

つづく


2021年3月28日

<世界情勢>スエズ運河 座礁事故 その2

=パナマ運河の通行料は一回3000万円=

そんな中、日本の船で台湾の会社が運行する船がパナマ運河を斜めに遮って座礁し、引っかかって動かなくなりました。
これは世界でディレイ(沖港)が、発生します。
つまり船が予定しているスケジュールより各国でたくさんだと、船が貨物を積んだまま荷物を積み降ろすのを待っている状況の事です。

現在、アメリカのロングビーチだと一週間以上、シンガポールでも5日以上です。

=今度どうなるか?オミット=

船は、この遅れを解消するためにオミットを行います。
オミットとは、抜港です。経由地を1箇所飛ばして先に時間短縮するわけです。
流通会社には、いきなり抜港なったのであなたの荷物は来週になります…と連絡がきます。
そうすると最悪はロールオーバー(コンテナの積み残し)となります。

=コンテナ船は、基本オーバーブッキング=

コンテナ船は基本オーバーブッキングをします。
ブッキングを受け付ける時に、120%ぐらいまで予約を受けるんです。
それは荷主がキャンセルするのを見越すからです。

例えばキャンセルが相次ぎ110%ぐらいになったとします。この時、オーバーした10%の分は、ロールオーバー、つまり積み残されて翌週の船に回廻されることになります。

現在、2020年のコンテナ不足の影響で、シンガポールのシンガポールポートで大体40〜50%、上海で30%のロールオーバー状態です。
このように現在世界の港では、1/3から半分のコンテナ荷が積み残しされているということになります。

流通会社は、無駄に在庫をキープして数週間こない荷物に備えねばなりません。
これは保管費を跳ね上げ、我々消費者の価格に跳ね返ってきます。

現在バイデン政権は、200兆円の経済対策法案を通し、間も無く高所得者層以外には一律15万円が給付される予定です。
これが、サービスではなく商品の消費に繋がると、また中国からドンと輸出が増える事になります。
トランプ政権までのアメリカは、中国に物を作られ、それを買ってあげて中国を豊かにし、代わりに中国にアメリカの国債を買わせる事でアメリカは豊かに、中国はアメリカを支配しやすくしてきました。

バイデン政権の方策は、明らかにトランプ前にアメリカを戻す事にあります。

コンテナ物流でいえば、今後、アメリカ西海岸のロサンゼルスやロングビーチにコンテナが滞留する事になるでしょう。だから今世界市場の安定は実はこの物流に左右されているので、全世界が注目していた所だったわけです。
そんな時の世界最大のタンカーの座礁事故は嫌が上でも全世界が固唾をのんで注目する事になったわけです。

=そんな中軍が、動いた=

ここで不思議な事が起こりました。
普通こういった場合のサルベージは荷物を下ろし船を軽くしてサルベージ船で引っ張って船を動かします。
僕の友人にサルベージの仕事をしている人間がいるのですが、今回、なぜかこの船の積荷は下される事なく、
スッタモンダしているというのです。

すると今度は問題の解決に軍が乗り出したのです。ところが、これがエジプト軍ではなく、アメリカ軍??
最初はお得意のトモダチ作戦かもしれませんが、アメリカ軍はTRー3Bを三機投入しました。
TRー3Bは、アメリカ宇宙軍の開発した地球製UFOです。

それだけではなく現在ロシアも戦車部隊をスエズ運河に大量投入しています。

この海域で何かが起こっています。

まずこの船の名前は、
これはヒラリークリントンさんのコードネームであり、知っている人ならすぐピンとくる名前です。
そして舟の乗組員から以下のどうかのような証言がでてきました。
消されるかもしれないけれどURLを載せときます!

 船のコンテナの中に人がいるというのです。
この特殊コンテナは空中付き照明付きで居住可能な状態になっているというのです。

つづく

=EART LIFE LABO=


僕のオンラインサロン EART LIFE LABOです。
本気で学び、繋がりを作り、社会を具体的によくしていく学びと実戦の場です。是非一度ご覧ください。

近日予定

=JUN AMANTO=

幼少より武道武術をたしなみ、スタントマンから大道芸人を経てパフォーマーに。
世界を旅するうちに日本人独自の運動特質と環太平洋の古い部族の動きを各地の格闘技、伝統舞踊学び、研究しその共通点を編集、独自の哲学をもとに傾舞(かぶくまい)を創始した。
アートパーフォーマンスとして、単独で古民家の公開改装パフォーマンスを行いカフェ、サロン・ド・アマントを設立。 中崎町を中心に、アートスペース等活動拠点を展開中。http://amanto.jp/jun

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