さよなら 命よ

憂うつな雨が降り注ぐこの街に  さよならを告げる
紫陽花の葉を濡らす雫  まるで美しい涙のよう
透明なあなたは朝も夜も同じ時を生きている
どうしようもない思い  心の中巡る
無限ループは終わりなんてないから  縛りつけて抑えて
未来に期待をせずこの悲しみを仮面に変えて

"さよなら"の言葉は"ほろ苦い記憶"も一緒に
誰もいない世界まで飛びにゆくよ
辛い日々から  苦しみの世界から
遥か先の光に照らされるあなた
誰よりも輝いてる

自分を否定することで何が証明できる?
弱い自分  青い夜明けに映し出され
夢みたいな日々は過ぎた
静かでくらいその中にいたいけれど
毎日やってくる声援に心が揺らぐ
耐えられない思いはどうしても巡って

"さよなら"の言葉は"辛い思い出"も一緒に
まっくらな世界まで沈みにゆくよ
先の見えない日々から  重圧の日々から
遥か先のある場所へ

"さよなら"の言葉は永遠になって
この世から消えてく

憂うつな雨が降り注ぐこの街に  さよならを告げた
紫陽花の葉を濡らす雫  まるで美しい涙のようだった

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