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「パーパス経営」花ざかり

「パーパス」という言葉は昨年2020年の秋頃からよく耳にするようになった。
最初聞いた時は「パーパス=目的」って一体なんのこと?また、流行り言葉?
と感じた。その後、色々なメディアで取り上げられ、書籍で販売され、段々見慣れてくるにつれ、企業が存在するそもそもの理由という文脈で語られているということ気づいた。

その過程で勉強しようと思い手にしたのが下の本である。名和先生の語り口は切れ味最高。

で気づいたのは、このアプローチは、サイモン・シネックのゴールデン・サークルで言っている「Why」を考えることと同じことではないか?という点である。あのスティーブ・ジョブズが「アップルの製品は世界を変える」と語ったあれ。
日本の企業の苦手な思考法である。

今の時期、各企業では統合報告書の企画・制作が進行していると思うが、2022年の報告書では、間違いなくトップメッセージで「パーパス」や「サステナビリティ」に触れる企業が増加することは間違いないだろう。あと、もちろん「DX」「SDGs」だ。これらの言葉がどうなっているか、3年後が楽しみである。


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