アメリカ政治が面白い!!

今年の11月にいよいよ大統領選が実施されます。それと併せるかたちで国レベルでは上下院選、地方レベルでは州・郡・市のあらゆるレベルでさまざまな選挙や住民投票が実施されるため、アメリカ国内はジワジワとヒートアップしています。

僕自身もアメリカで生活していく上で、政治の状況が自分達の生活に密接に関わっている、かなりの影響を及ぼす、という事をこれまで身を持って経験してきているので日々状況を追いかけるようにしています。

そこで、『なぜアメリカ政治に興味を持つようになったのか?』、についてちょっとだけ振り返ります。

【2008年の大統領選が大きなきっかけに!!】

  1. 民主党若手ホープ・オバマ候補と共和党重鎮・マケイン候補のがっぷり四つの選挙戦自体に非常に興味があった

  2. 2005年秋のサンフランシスコ転居以降、現在のハズバンドを筆頭に周囲のアメリカ人の友人知人達の政治への意識・関心が非常に高く、彼らの会話についていけるだけの知識や自分自身の考えを持つ必要性があった

  3. ”リベラル”と表現される民主党と、”保守”と表現される共和党の大きな違いが徐々にわかってきた

ざっと簡単にはこんな感じだったのですが、実は僕がアメリカ生活を始めたのが2000年10月中旬で、奇しくも”ゴアvsブッシュ”の熾烈な大統領選挙を目前に控えた時にあたり、11月の選挙では共和党候補のブッシュがさまざまな物議を醸し出しながらも勝利。民主党政権から共和党政権へ交代したなかなか激動的な時期でした。

一方カリフォルニア州も時の民主党知事がリコールの憂き目にあい、代わって抜群の知名度を活かして当選したシュワルツェネッガー共和党知事が誕生、その後の8年間を国政&州政共に共和党が政権を握るという時代背景でした。

そこからの約8年間、そこまでの確信や理由は得られなかったものの社会の雰囲気が徐々にどんより停滞してきている感覚を覚えるようになったのですが、2005年8月末にロサンゼルスからサンフランシスコへ転居後”政治に関心の高い”コミュニティに身を置くようになり、これまで感じていた”何かしら得体のしれないもやもや感”が次第に晴れていったように思います。

その理由はズバリ、『自分達の日常生活やそれぞれの置かれた現状、将来においてまでも、ひょっとして政治が大きく絡んでるんじゃないだろうか!?』、という気持ちが日毎に大きくなっていったからだと確信しています。

そのような状況下に2008年の大統領選を迎えるにあたり、かなり真剣に両候補/両政党に関し自分なりにリサーチ、勉強するようになりました。そのソースとしては例えば政治系ニュース番組や新聞記事にがっつり触れるようにしたり、それから政治にかなり詳しい当時のパートナー(現在のハズバンド)からいろいろ教えてもらったりしながら、次第に自分自身のアメリカでの政治スタンス(どちらの政党を支持すべきなのか?)が固まって行った、という流れに繋がりました。

そのようま意味で、2008年の大統領選はかなり重要なイベントでした。



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