僕はラジオ

今日、Amazonプライムビデオで「僕はラジオ」という映画を見た。

高校教員で、アメフトのコーチでもある教員とラジオ聞くことが好きな知的障害の青年、通称「ラジオ」の交流を描いた作品

実話に基づいた作品で、エンディングでは、モデルとなった二人が実際の映像で登場した。

ストーリーは、障害者に対する偏見に対して、少しずつ周囲が変化していく様子が描かれていた。

ラジオの母親の生活の困難さも描かれていたが、そんな中でも、ラジオのことを心配しながらもおおらかに見守っている感じがすごくほっこりした。

物語の最後の方、正式な生徒ではないラジオが高校の中にいることを不安視する周囲の人たちに対して、主人公の教員が「ラジオはこの学校に来るようになって成長した、でも、もっと、周りが彼から学んだのでは?」に投げかけが心にしみた。

1970年代の実話で、きっと、その頃は障害者の権利も確立されていなくて、偏見も強かった頃。この教員の信念がすごいなぁーと思った。

主人公の教員が、どうしてこんなにもラジオのことを気にかけていたのか、後半に理由が語られている。過去の経験から得た教訓にその秘密があった。

そのことを我が子に語る様子が、すごくいいシーン。

久しぶりに、アイアムサムも見たくなった。

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