IT技術者はブルー?ホワイト?

私自身の結論から申しますと「ライトブルー」ですね笑

ブルーカラーというのはIT革命が起きる前の産業で生産に関わる方々のことを表すような用語で、ホワイトカラーというのはワイシャツネクタイで仕事をする、直接生産に関わらない方々を表す用語のようですので、その定義をIT技術者に当てはめようとするとうまくハマらないのです。

今となってはITは電気・ガス・水道と同じようなインフラ化しており、インフラなのにまだまだ発展途上にある業界ですので位置づけが難しい。

「システムを生産するのが現代におけるブルーカラー的な仕事」と捉えれば、IT技術者はブルーカラーですし、ワイシャツネクタイで働いているIT技術者が大半だという意味ではホワイトカラーですし、どちらも当てはまってしまうため、それなら両方の色を足して「ライトブルー」というのが私自身の結論になりました。

肉体労働の方々をブルー、直接現場で作業をしない方々をホワイトという、ブルーが下でホワイトが上みたいなイメージがあったりもしますが実際には違います。

例えば、建築現場や住宅の施工など、現場で肉体労働をされる方々は専門的な技術と知識を活用して仕事をされていますので他の人が簡単に同じことをこなせるわけではありません。
ブルーであろうがホワイトであろうが、それぞれの職種はそれぞれの専門領域でご活躍されているので上とか下とかではありません。

どうしても「発注」する側が「上」、「受注」する側が「下」というお金の力関係をゼロにすることが難しいとは思いますが、そういう感覚で仕事をされている人は考えを改めた方がよろしいかと思います。

人対人で、自分にはできないことを外部に発注するのですから、互いに尊敬しあって仕事をしていくのがよいと思います。

IT技術者はそういう意味では「受注」側になりやすいのですが、IT技術者を「下請け」「外注(害虫)」と呼ぶような人は警戒した方がよいです。

この記事をたまたまお読みになられた方々は意識が高いのだと思いますので、IT技術者と関わることがあればその企業を「協力会社」と呼び、しっかり尊敬・尊重を感じる人になっていただければ、何事もうまくいくと思います。