子どもが泣いていても何もできない

オッサンという存在は何だか悲しいなと思ってしまいました。

とあるショッピングモールで4〜5歳くらいの子どもが一人泣いていて近くに親がいない状況に出会しました。

この時、オッサンは何もできないのです。

泣いている子どもが心配で声をかけると
『不審者による声掛け』
『誘拐目的』
『性犯罪目的』
というレッテルを貼られるリスクがあり、
それを周りで見ていた複数人が同じように感じて証言されると、レッテルは事実に変わってしまいます。

もちろん真実は違います。

女子高生なら許されるみたいです。
前に、泣いている子どもをおぶって交番まで連れていった女子高生が警察から感謝状をもらった、みたいなニュースありましたよね?
その違いです。
オッサンが同じことをしたら、交番に到着する前に、捜索願いの出ている子どもがオッサンにおぶられている状況で発見されたらオッサンは逮捕されるでしょう。少なくとも疑われます。

女性が倒れて心臓マッサージや人工呼吸が必要となった緊急を要するケースでさえ『オッサンに口づけされて不快だった、ブラジャーを外されてAEDされた、されるくらいなら死にたかった。この屈辱、精神的な苦痛に耐えられないから訴える』みたいなこともあったと聞いたことがあります。

オッサンは何も出来ないです。
誰も助けることは出来ないです。

自分より年上なのが確実な人に対してのみ、もしかしたら助けるかもしれませんが、それでも躊躇してしまうと思います。

オッサンという存在は何だか悲しいなと思ってしまいました。