小池劇場ふたたび

 東京都民ではないですが、今日の都知事選について思ったことを記述します。今日、ツイッターに『20時になったと同時に、小池百合子 当確のニュースが出る』と呟きましたが、予想通りでした。。。 
 圧勝でしたね。コロナが追い風になったと思う。でも、多くの都民は、投票先に困ったのではないでしょうか。東京ともあろう大都市の選挙に有能な候補者がいなかった。残念でなりません。

 さて小池百合子氏。7つのゼロを公約に掲げて達成できたのは1つだけ。豊洲を2年も遊ばせ、何百億もの都民の血税を無駄にした。都民はこれを許したのか。呆れる。かと言って、極左思想の候補者は話にならない。小池氏は、今回政党の推薦を受けないと宣言した。ということは、都民ファーストはハシゴを外されたわけだ。あれだけ都議会に素人議員を量産しておいて、自分にとって役に立たないと思ったらすぐに切り捨ててしまう。国会議員の時も政党をコロコロ変えて、いつもそういう体質。都民ファーストの推薦となると自民党支持層からの票が取れないからだろう。そう言えば、希望の党ってのもあった。おそらく、彼女は4年間も都知事を務めることはないでしょう。完全に私の邪推ではあるが、どこかのタイミングで自ら辞めると思う。言葉にしないものの、やはりどこかで国政に戻り、入閣そしてやがては総理大臣というポジションを狙っていると思う。彼女が一番手にしたい物は、『女性初の総理大臣』だと思う。ではどこかのタイミングとは? 何としても東京オリンピックまでは知事でありたいという野望があるだろうから、そこまではやるとして、それが終わったらもうどうでもいいはず。もしくは、東京オリンピックが中止になったとしたら、その時に『知事として責任を取って辞任します。』と辞任し、その勢いで国政へ、というシナリオ。まぁ、こんな予想外れて欲しいけど。
 そもそも自民党は候補者も擁立できないだなんて、情けなさすぎる。4年間一体何してたのか。小池氏も嫌、左翼も嫌っていう有権者の受け皿になったのが、維新が推薦する小野氏だったと思うが、小野氏は戦略を間違えたと思う。身近に優秀な参謀がいたらよかったのに。維新からの推薦をもらう前にまず自民党へ行くべきだったと思う。大阪では大阪維新の知名度は大きく、間違いなく大きな柱になっているけれど、東京ではあまりにも力がなさすぎる。まずは自民党から推薦を得て、そこに維新も加わったら情勢はずいぶん変わったと思う。先に維新からの推薦を得たことで、小さな政党に大きな自民党が後から加わるなんていう構図は彼らの意地としてはできるわけがない。何ごとも作戦が大事。
 さて有権者が出した答えは、東京にどんな未来をもたらすのでしょうか。答え合わせはまた4年後。   

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