見出し画像

[S11最終306位/r2028]バトン特化ドガスライド

結果は微妙でしたが、構築はかなり納得のいくものを考えられたので構築記事を投稿させてもらいます。


結果

tn:ジュン

最高レート
最終レート
最終順位

パーティ


構築経緯

s10でオーガポンが追加され、フワライドバトン的には火力が高いため向かい風かと考えていたが、ヘイラッシャやディンルーの数が減ったため、厳しいポケモンの追加もそのポケモンが環境与える影響によってはプラスに働くこともあると感じた。s11ではガチグマとグライオンという必中+TODを狙うポケモンが追加され、とくぼう上昇や音技の採用が必要とされるうえでどのようにフワライド軸を通すのかを模索した。

どわすれバトンはガチグマ対策にはなったがちょうはつに何もできない。
新たなバトン先としてs11から追加されたジャラランガはサーフゴーと違い悪やゴーストが一貫しない点、ぼうおんと格闘タイプでガチグマに強く出れる点、ソウルビートやりゅうのまいなどのすばやさと他の能力を上昇できる点などから使用感が良かった。しかし、hp管理が難しく積んだあとに押し切られることもあった。
新たなフィールド展開のガラルマタドガスは2つの自主退場技とどくびしとディンルー、カバルドンよりも速いちょうはつ持ち、ガチグマのあくびなどの状態異常をフワライドでテラス切ることで無効にできるミストフィールド、ある程度の耐久とかなり感触が良かった。

これらのことを解消するために最終日付近で思いついたのがとくぼう上昇をせずとも、ぼうおん+飛行テラス+みがわりでガチグマ対面をほぼ完封できることが分かり、フワライドの技をどわすれの採用がいらなくなり、エアスラッシュを採用することでちょうはつにも強くなり安定感がました。
フワライドガチグマ対面で安定して1回以上ちいさくなるを積むためにミストシードで特防を上げられ、おきみやげで自然とガチグマ対面をつくれる
ガラルマタドガス。
いつものフワライドとサーフゴー。
ガチグマ対策の飛行テラバりゅうまいジャラランガ。
ガチグマ+ミミッキュ対策としてマジックガードを持つピクシー。
最終日付近で増加したと感じたヘイラッシャやドヒドイデ対策として絶対零度をとみがわりで受け系のポケモンを倒すぼうおんヒメリのみユキノオー。
採用してパーティが完成した。
元々、ねをはるでディンルー+ヘイラッシャを対策しようとしたがひこうテラスタル状態でねをはると地面技が当たる仕様を知らなかったため(調べてはいたが、そこらへんの仕様をまとめてるサイトが見つからなかった)、最終日の深夜にユキノオーのみがわりにじわれを当てられその仕様に気づき、急いで新しく相性のいい技を考え、素早さをを上げられるくさわけを採用した。くさわけのおかげかなりの試合を拾えてこの変更は正解だった。

個体紹介

マタドガス(ガラルのすがた)

テラスタイプ:ノーマル
持ち物:メンタルハーブ
特性:ミストメイカー
性格:ずぶとい
能力値:172-99-182-105-97-80
努力値:H252 B204 D52
技構成:ミストバースト/おきみやげ/どくびし/ちょうはつ

フィールド展開要員。
調整は地面タイプのこだわりハチマキ以外のじしん大体耐え、こだわりメガネハバタクカミのシャドーボール確定耐え。
持ち物はブーストエナジーハバタクカミにちょうはつを入れたいためメンタルハーブを採用。不意のアンコールなどにも発動した。最初はせんせいのつめを採用していて、発動すればアイススピナーウーラオスの対策になるがちょうはつ持ちのポケモンにちょうはつをいれることを優先した。
自主退場技としてミストバーストとおきみやげを採用した。
ミストバーストがないとサーフゴーに起点にされるので両採用。
おきみやげを打つことで自然とガチグマとフワライドを対面させられる。
どくびしは基本的に打たない。
対ヘイラッシャやラウドボーンなどのユキノオーを選出する対戦で使用できるとねむるを採用してない場合、ぜったいれいどを使用しなくても押し切れ、他の受け以外の選出されるポケモンを倒しやすくなる。
ちょうはつは初手のディンルー、カバルドン、ブーストエナジーハバタクカミなどに打つ。ディンルー、カバルドンにはどくびしから入ると少しお得。ちょうはつを打ってから、どくびしをするとちょうはつターンが足りなくなるので注意。

フワライド

テラスタイプ:みず
持ち物:ミストシード
特性:かるわざ
性格:おくびょう
能力値:225-76-75-110-96-145
努力値:B84 D172 S252
技構成:エアスラッシュ/みがわり/ちいさくなる/バトンタッチ

結局この技構成が最強。
ウーラオス意識のテラスタイプみず。
対ウーラオスはフワライドで倒すことを意識する。
調整はレギュレーションCで結果を残したフワライドの調整。
テツノツツミのフリーズドライ2耐え、シルクのスカーフガチグマのテラスタルブラッドムーン+しんくうはをほぼ耐え。
おきみやげされたポケモンと対面することが多いので安定して一回ちいさくなるを積めた。(ウーラオスを除く)

サーフゴー

テラスタイプ:みず
持ち物:カムラのみ
特性:おうごんのからだ
性格:おくびょう
能力値:188-58-124-156-112-144
努力値:H204 B68 C20 D4 S212
技構成:ラスターカノン/じこさいせい/みがわり/わるだくみ

いつも自分が使っているカムラのみサーフゴーを+1でドラパルト抜きに変更した。c20にすることで無振りのれんげきウーラオスを+2ラスターカノンで確定2発になるため一応振った。hpは4nにすることでみがわり連打でなるべく速く木の実の発動をできるようにしている。
ちいさくなる1回のみの対戦をカムラのみのおかげでかなり拾えた。

余談
a0(a1)コレクレーが欲しい方はポケモンGOでコレクレーを捕獲するのがおすすめ。ポケモンGO内でのa0個体は送るとa1個体になりサーフゴーのa1とa0は同じなので結構簡単に集めることができます。

ジャラランガ

テラスタイプ:ひこう
持ち物:たべのこし
特性:ぼうおん
性格:ようき
能力値:181-130-158-94-125-138
努力値:H244 B100 S164
技構成:ドレインパンチ/テラバースト/みがわり/りゅうのまい

最強のガチグマ対策。
ガチグマのしんがんの無効タイプを無くすのが強すぎて
ひこうタイプ+ぼうおん+みがわり にすることがない技構成しかいない。安定してりゅうのまいを積み、ガチグマ入りの構築を破壊してくれた。
調整はsが+1でテツノツツミ抜き、hbはこの調整だと特化ウーラオスすいりゅうれんだを乱数4発の1.21%なるため(実数値を1でも下げると乱数4発の99.99%になる)この調整にした。
タイプ一致、hp管理のできる ドレインパンチ
ドレインパンチともに採用することでかなりの範囲を等倍で殴れる
テラバースト(ひこう)
ガチグマ対策、回避待ちの出来る みがわり
すばやさ、こうげきの上昇できる りゅうのまい

ピクシー

テラスタイプ:みず
持ち物:アッキのみ
特性:マジックガード
性格:ずぶとい
能力値:202-67-137-115-111-80
努力値:H252 B252 D4
技構成:アシストパワー/ハイパーボイス/つきのひかり/めいそう

ミミッキュ+ガチグマ対策
ジャラランガやユキノオーがのろいに耐性がなく、サーフゴーでも勝てないためピンポイントメタで採用。
ミミッキュ+ガチグマ以外にはほとんど出さない。
対受けループでユキノオーで数的有利になったら、たまにピクシーでTODをする展開になったことがあった。
一応グライオン対策のハイパーボイスを採用した。
ミミッキュ+ガチグマにはしっかり活躍してくれた。

ユキノオー

テラスタイプ:ひこう
持ち物:ヒメリのみ
特性:ぼうおん
性格:ようき
能力値:197-112-104-100-105-114
努力値:H252 B68 S188
技構成:ぜったいれいど/くさわけ/やどりぎのタネ/みがわり

最終日付近でヘイラッシャと対戦することが多くなり、受け対策で採用していた渦メトロノームラウドボーンはねむるヘイラッシャに勝てないため新たなポケモンを考えていたところ、一撃必殺技を覚えていい感じにバトン先になれるポケモンを探していたところ、ぼうおん、ぜったいれいど、やどりぎのタネやねをはるを覚えるユキノオーがこの構築の穴を埋めてくれると考え採用に至った。
頭の中では補完として完璧だったが、実際はあまり活躍しないのではないか考えていたが、めちゃくちゃ最終日活躍してくれた。くさわけやヒメリのみといった珍しいものを採用したがどれも活躍してくれた自慢の型。
調整はh最大、bは無振りヘイラッシャのウェーブタックルでみがわりが残る
すばやさは+1でガブリアス抜き、+2ですばやさ上昇の無いレジエレキ以外のポケモン抜き。
ヒメリのみのおかげppが足りなくなることがなくなり、ヘイラッシャのまもるに臆することなくぜったいれいどを連打できた。
ヘイラッシャなどの受け対策の ぜったいれいど
すばやさを上昇し上からみがわりを打つための くさわけ
hp管理+定数ダメの やどりぎのタネ
回避待ち、じわれやどくどく対策の みがわり

選出

基本選出

マタドガス+フワライド+サーフゴー

カムラのみを発動させることを意識する。
下からみがわりを打つことですばやさの逆転を狙う。

対ガチグマ

マタドガス+フワライド+ジャラランガ

フワライドでガチグマ対面でバトンするときはブラッドムーンを打ったあとかみがわりを置いてバトンタッチをする。
テラスをジャラランガに切るためフワライドで切らない。

対ヘイラッシャ(てんねん)

マタドガス+フワライド+ユキノオー

フワライドでなるべくちいさくなるを積むことを意識する。
ガチグマがいないならフワライドにテラスを切ることもできる。
ヘイラッシャ対面でくさわけを積んでおくと突破後、安定して勝てる。

対ドヒドイデ

ユキノオー+マタドガス+フワライド

初手ユキノオーで初手ドヒドイデの場合みがわりややどりぎのタネでぜったいれいどの試行回数を稼ぐ。
それ以外の場合はマタドガスに引きバトン展開をちらつかせドヒドイデを出させる。フワライド着地前にドヒドイデが出た場合はユキノオーに引く。
ミストフィールドがあるためどくにならない。

対純正受けループ

ユキノオー+マタドガス+ピクシー

ユキノオーのぜったいれいどで数的有利をとり、ユキノオーかピクシーでTODを狙うかそのまま押しきる。

対ミミッキュ+ガチグマ

マタドガス+フワライド+ピクシー

ミミッキュ対面でめいそうを積むと安定してガチグマを受けられる。

きついポケモン

れんげきウーラオス

アイススピナーによるフィールドの破壊。
おきみやげの利かないすいりゅうれんだがかなり厳しい。
ミストシードで特防はある程度固いが防御はマタドガスの防御が固いためおきみやげが効いている前提で対面することを想定しているため
急所+多段技は厳しかった。

オーガポン(ほのお)

つるぎのまい持ちがかなり初手に出てきて破壊された。
火力が高いのに急所にもあたりやすいのできつい。
またアンコールやちょうはつも覚えるのもきつい。
岩オーガポンもキツイがそれを忘れるぐらい当たらなかった。

あとがたり

結果こそ微妙だが、最終日最後まで潜り続けられたし、構築はフワライド軸では最高の完成度であると感じるほどに満足している。こういったギミック系の構築は自分の考えが勝ちに直結しやすくポケモンの型を考えるのが楽しいと感じる。今シーズンはメインで対面+キョジオーン、サブでフワライド軸を動かしていてメインが100戦以内に2000に乗り、2日で450も盛れて自信もあったがサブがヘイラッシャとドヒドイデにあたりまくり溶かしてしまい、結局メインで新しく考えたフワライド軸を試したくなり1romで戦うことになっていしまった。これからは、最終日の1週間前から始めるのではなく余裕をもって始め、対面やサイクルとギミックの両方を考えたい。
ポケモンGOとポケモンスリープのフレンドが欲しいのでTwitterとかにコードとか載せるかもしれないのでもしよければお願いします。
最後まで読んで下さりありがとうございました。

対面+キョジオーン


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?