見出し画像

[S9最終210位/r2018]マルマライドゴー+天然受けサイクル

初めての構築記事の投稿ですがよろしくお願いします。
レギュレーションDが終わるまで構築は公開するつもりはなかったが、シーズン終わりにロトポータルでマルマインの構築を検索したら自分と似た構築が公開されていたため、あまり増やしたい構築ではないが自分が投稿したとて増える構築ではないと思うので折角機会なので投稿することにした。
正直好まれる構築ではないが可能な限り誰でも使える、機械的に動かせる、勝率的には安定しているなど自分的にはギミック構築としての完成度はかなり高いと感じているので閲覧していただけると嬉しいです。


結果

tn:バイオレット

パーティ


構築経緯


セグレイブ+ハバタクカミ+ヘイラッシャ
ディンルー+カイリュー+サーフゴー
クエスパトラ+アーマーガア(サーフゴー)
ドヒドイデ+ディンルー
などの多くの相手に戦える2,3体の並びが好みだ。

シーズン7で3桁前半ぐらいでフワライド+サーフゴーと対戦した際に
フィールド展開+フワライド+サーフゴーの並びもこの3体だけで多く構築に戦える点、こちらの動きを押し付けられる点に注目し、シーズン8からこの並びについて考察した。

シーズン8


シーズン7で結果を残したフワライドの構築記事を参考に、新しく追加されたフィールド展開要員のゴリランダーを入れて、残りの3体を考えたときに結果を残していたドヒドイデ+ディンルーの並びを合わせることにした。
残り1体は適当にカイリューやハバタクカミにしながら調整した。
サーフゴーの持ち物のひかりのこなは恩恵が分かりにくいので、てんねんドオーの攻撃技がじしんだけのことが多く、対策として出てきやすいので持ち物をメトロノームに変更した。テラバーストを連打することが多いので普通に恩恵を感じやすかった。

ゴリランダー
テラスタイプ:ノーマル
特性:グラスメイカー
性格:ようき
能力値:175-177-111-72-90-150
努力値:0-252-4-0-0-252
技構成:ドラムアタック/はたきおとす/ちょうはつ/おたけび
おたけびはダブルバトルでどんかんヘイラッシャでの採用を検討していた際に面白い技と感じていたため採用した。

1900ぐらいには乗せたが安定していなかった。
対戦してみるとグラスシードによる防御の上昇は強いがおたけびによりゴリランダーの場持ちも良くなり、自主退場ができなくフィールドを枯らされそうになり無理矢理フワライドを展開することが多い。
そもそもてんねん持ちのポケモンにサーフゴーを出すのが弱い。
環境にゴーストタイプのポケモンが多いのにテラバーストだけしか攻撃技がないためテラスタルをフワライドに使えないので倒れやすい。
ドヒドイデ+ディンルー+カイリュー?の選出をあまりしていない。
これらを解消するために新たなフィールド展開のポケモンを探した結果。
マルマイン(ヒスイのすがた)にたどり着いた。
グラスフィールドを打てる
パオジアンのつららおとしのひるみに怯えないすばやさ
せいでんきによるとんぼがえりなどの接触技にリスク付け
ちょうはつ、でんじはのフィールド展開以外の補助
クロロブラストによる自主退場
フィールド展開のポケモンに欲しかった要素のほとんどを持っていた。
初手タスキパオジアン+眼鏡ハバタクカミによるちいさくなるを一回しか積ませない立ち回りが多かったので、サーフゴーの持ち物はこれらのポケモンにすばやさを逆転させることで上から攻撃技、みがわりを押せるようにするカムラのみに変更した。
眼鏡ハバタクカミのテラスタルはフェアリーがほとんどなためテラバーストからタイプ一致で打てるラスターカノンに変更しテラスタルをフワライドに使う立ち回りができるようにした。
てんねん、ドヒドイデ、ドドゲザンを倒すため素早さに努力値を振ったすなじごくディンルーを採用した。

シーズン8の構築は
マルマイン
フワライド
サーフゴー
ディンルー
ドヒドイデ
カイリュー?(ヌメルゴン?)

結果は最高2000から2勝ぐらい、最終629位 r1954

シーズン9

ドヒドイデ+ディンルーが基本選出との補完に相性良くないと感じた。
ドヒドイデ+ディンルーがシーズン8でも結果を残したことでドヒドイデ対策も厚くしなければならなくなった点、シーズン8で剣舞ウーラオスや瞑想ハバタクカミなどでちいさくなるは積ませるが1回でも当てればいいという立ち回りも多かった点。これらのことから、ヘイラッシャ+ドオーの並びでパーティー画面でのてんねんの圧力による積みポケモンの抑制、ねむるヘイラッシャでTODをねらいながら、じわれでドヒドイデ+ディンルーやてんねん持ちのポケモンなどを破壊することにした。数的有利をとれるとTODや受けきるのが楽になるため、眼鏡ハバタクカミ、鉢巻悪ウーラオスなどの有利対面で圧をかけられるポケモンでも良かったが、釣り交換などをしないとサイクルで圧をかけることができないため、ヌメルゴン(ヒスイのすがた)やヒードランのような物理特殊両方ある程度固いポケモンにとつげきチョッキを持たせることでサイクルも回せてかつ対面的に一体持ってくことも可能だと感じたため、炎技無効、ふんえんによる引き先にもリスクをつけられる点を評価し、とつげきチョッキヒードランを採用しパーティが完成した。

個体紹介

マルマイン(ヒスイのすがた)

テラスタイプ:ノーマル
持ち物:きあいのタスキ
特性:せいでんき
性格:おくびょう
能力値:136-49-90-132-100-222
努力値:4-0-0-252-0-252
技構成:クロロブラスト/でんじは/ちょうはつ/グラスフィールド

フィールド展開要員
高いすばやさからのちょうはつ、でんじは
とんぼがえりやアイススピナーにリスクをつけるせいでんき
自主退場とテラスタルを切らせるクロロブラスト
唯一無二の性能をしていてフワライドにありえないほどマッチしていた。
のろいミミッキュのかげうちを無効にするためのテラスタイプノーマル
たまにガチグマや水ウーラオス、カバルドンを倒していた。

フワライド

テラスタイプ:あく
持ち物:グラスシード
特性:かるわざ
性格:おくびょう
能力値:225-76-96-110-75-145
努力値:0-0-252-0-4-252
技構成:エアスラッシュ/ちいさくなる/みがわり/バトンタッチ

技構成はこれで完結していると感じた。
ちいさくなる、みがわり、バトンタッチは確定。
変更するとすればエアスラッシュだがちょうはつ対策に攻撃技が必要な点。
フワライドで積み技持ちのウーラオスなどを突破する展開があり、ちいさくなる+ひるみで案外等倍対面とかを突破できる点も強い。
防御に特化させているのは、ガブリアス、カイリュー、ヌメルゴンのドラゴンテールをみがわりがなるべく耐えるようにするためだ。
ブーストエナジーのポケモンに少しでも上をとれるように最速。
フワライドとサーフゴーにあくが一貫しているため悪ウーラオスのあんこくきょうだをいまひとつで受けれるタイプにしたい。
テツノツツミのフリーズドライを等倍以上で受けたい。
これらのことから、テラスタイプはあく、フェアリーが候補だった。
あく:サーフゴーといたずらごころに安定するがせいなるつるぎが裏目
フェアリー:ハバタクカミとドラゴンに安定するがヘビーボンバーが裏目
一長一短なためハッサムのバレットパンチ、どろぼうを意識し、あくを採用

サーフゴ―

テラスタイプ:みず
持ち物:カムラのみ
特性:おうごんのからだ
性格:おくびょう
能力値:192-58-126-153-111-140
※レンタルパーティーの攻撃の個体は妥協してます
努力値:236-0-84-0-0-188
技構成:ラスターカノン/みがわり/じこさいせい/わるだくみ

シーズン7で結果を残したフワライド+サーフゴーの構築の努力値をカムラのみを使うために少しだけいじった個体。
すばやさ1段階上昇後最速ドラパルト抜きまで振った方が良かったかもしれない。最速サーフゴーは準速ウーラオスと同速なのがもったいない。
テラスタイプはウーラオスのすいりゅうれんだを意識したみず。
1回のちいさくなるだけでは運ゲー要素が強いがカムラのみを持たせることで自分より速いポケモンに対しても、
下からみがわり連打→きのみ発動→じこさいせい
と動くことですばやさを逆転させながらHPを3/4残せる。
そこからみがわりやわるだくみ積むことで、パオジアン+眼鏡ハバタクカミなどにかなり勝率を保てた。
自分より遅いポケモンに対してもなるべくカムラのみを発動させ、突破することを意識していた。
バトンタッチが成立しなくてもこのポケモンだけ3タテする試合が2,3試合ぐらいありちいさくなる関係なしにカムラのみサーフゴーも強かった。

ヒードラン

テラスタイプ:くさ
持ち物:とつげきチョッキ
特性:もらいび
性格:おだやか
能力値:197-99-127-157-156-108
努力値:244-0-4-52-124-84
技構成:ふんえん/ヘビーボンバー/だいちのちから/テラバースト

ロトポータルからヒードランのとつげきチョッキで検索した努力値。
シーズン8で最後の方にこだわりメガネのイーユイに連続で破壊されたこと、ドオーでもイーユイを受けるのが難しいこと、対面性能の高いとつげきチョッキ枠が欲しく採用した。
ヒードラン+ヘイラッシャ+ドオーで選出するため、特殊対面でふんえんを選択しやけどを狙いでサイクルを有利にすることを目的としていた。
交代してくるカイリューやガブリアス、ランドロスをやけどにしたりドドゲザンに安定したダメージを与えられるふんえんの使用感は良かった。
ヘイラッシャ+ドオーで少し面倒くさい水ロトムにも草テラスを使うことで安定した引き先になれるのも偉かった。

ヘイラッシャ

テラスタイプ:フェアリー
持ち物:たべのこし
特性:てんねん
性格:わんぱく
能力値:257-120-182-76-85-57
努力値:252-0-244-0-0-12
技構成:じわれ/ゆきなだれ/まもる/ねむる

良く受けよりの構築にいるヘイラッシャの個体。
ドヒドイデ+ディンルーの並びに基本選出ができないためじわれ+ねむるで破壊するために採用した。
てんねん、ドドゲザン入り構築にも基本選出ができないためヒードラン+ヘイラッシャ+ドオーを選出したが一撃必殺技を先に当てた方が勝つゲームになることが多かったのが反省。
一撃必殺技対策のみがわりの採用検討したが、こだわりトリックをまもるで様子見する動きができなくなることやHP管理も考えて採用できなかった。

ドオー

テラスタイプ:でんき
持ち物:おんみつマント
特性:てんねん
性格:しんちょう
能力値:237-96-80-58-167-40
努力値:252-4-0-0-252-0
技構成:じしん/どくづき/ステルスロック/じこさいせい

ヘイラッシャと選出することで安定してサイクルを回すことができた。
サイクルを回すだけで削れるステルスロック、ひこうテラスサーフゴー意識でどくづきを採用した。
物理ポケモンに交換するときにどくの追加効果を引くとかなりサイクルを
有利の回すことができた。
でんじはエアスラッシュカイリューやキョジオーン、シャドーボールの追加効果を引かないおんみつマントがあるため安心してじこさいせいで粘れた。
テラスタイプはサーフゴーやテツノツツミを受けることができるでんき。

選出

基本選出

マルマイン+フワライド+サーフゴー

てんねん、ドヒドイデ、ドドゲザン入り

ヒードラン+ヘイラッシャ+ドオー

立ち回り

基本選出の立ち回り

マルマインでグラスフィールドを張る
フワライドでちいさくなるを積む
バトンタッチをする
サーフゴーでみがわりを絡めながらわるだくみを積む
ラスターカノンで破壊する

相手のポケモンごとの立ち回り
他にもあると思うがぱっと思いついたものを紹介する。
ディンルー、ハバタクカミ、ミミッキュ、カバルドン
これらのポケモンは、ふきとばし(ほえる)、ほろびのうた、のろいといったバトン構築の弱点となる技を覚えるポケモンだ。
フワライドに対してこれらのポケモンに交換してきた場合はちいさくなる1回でもバトンタッチを選択する。
特にミミッキュ、カバルドン入りの構築はマルマインをきあいのタスキまで削ってからこれらのポケモン引くことでかげうちや砂ダメでフワライドにちいさくなるを積ませない対面をつくることが可能なため、安易にクロロブラスト打たず、ちょうはつを連打しながらフィールドのターンを調整しながらフワライドを着地させることを意識する。
パオジアン
マルマイン対面でこおりのつぶてで倒された場合は、テラスタルをしてちいさくなるをする。他の技で倒された場合はこおりのつぶてが基本ないためテラスタルをせずにちいさくなるをする。基本的に技外れた場合はちいさくなる、当たった場合はみがわりかバトンタッチを選択していた。ぜったいれいどを打たれた際は、外れたらみがわりを選択していた。テラスタルを使うと、せいなるつるぎが抜群で能力変化を無視する点に注意する。
テツノツツミ
ブーストエナジーテツノツツミに交換してきた場合は、テラスを切りながらちいさくなるを選択し、その後バトンタッチを選択していた。
フリーズドライは2発耐えるのと、ハイドロポンプは基本あたらないためこの立ち回りでかいひりつを4段階以上積んでアンコールが外れるのを待つ。この立ち回りで安定してブーストエナジーテツノツツミからバトンタッチをつなぐことができた。運要素が強いがこの構築では正解だと思う。
キョジオーン(チオンジェン)
これらはみがわり、まもるでTODを狙ってくるため、時間を意識する。
無駄なエアスラッシュとかを打つと時間が足りなくなるため、素早くバトンタッチにつなげる。水テラスの場合は基本的に負ける。

てんねん受けサイクルの立ち回り

特殊にはドオー、物理にはヘイラッシャで受けきる。
ヒードランかヘイラッシャを先発にして有利対面でふんえん、じわれを打つことで3割でのサイクル崩壊を狙う。
ドオーでステルスロックを打ち交代するだけで削れるようにする。
トリックはヒードランで受ける。
TODを狙う際はヒードランをサイクルにあまり参加させずHPを温存するように立ち回る。

きついポケモン

クレセリア

元々の耐久が高くめいそうを積むため、急所以外の突破が困難。
さらにテラスタイプがはがね、でんきが多いのもきつい。
マルマインを倒される関係上、数的不利をとるのでTODも狙えない。
テラスを見てからはがね、でんきの場合はあきらめる。
ドオーでもはがねテラスだと打点がないので一番きついと感じた。

ハバタクカミ(ブーストエナジー)

かるわざ発動後のフワライドより速いすばやさからのちょうはつ、ほろびのうたは対策しようがない。
個人的には、ほろびのうたは汎用性が落ちるためもったいない気もするが、ちょうはつは汎用性を落とさずに使える上にマルマインにフィールドを張らさせないのでコンセプトが崩壊する。
試合が1ターン目に決まるので、初手ちょうはつは時短と考え割り切った。
シーズン9では100戦ほど対戦したが3回程度だったため大きな痛手にはならなかったが、ここがこの構築課題だと思っている。ハバタクカミ入りに基本選出しないようにすることも可能だがほとんどのパーティーにいるため、変更するとすればマルマインのところだと考えている。

イーユイ(こだわりメガネ)

ほのおテラスのかえんほうしゃの威力が高すぎる。
2桁昇格戦でサーフゴーは水テラスあるしとみがわりからではなくわるだくみから入ったら半分ぐらい入りやけどを引いて負けてしまったのは反省。

ドドゲザン

ハサミギロチンがあると先に一撃必殺を当てるゲームが始まる。
シーズン8ではサーフゴーのテラスタイプをフェアリーで試していたが結局フワライドでテラスを使えないためちいさくなるを1回しか積めないのでアイアンヘッド破壊される。フワライドのエアスラッシュをナイトヘッドや格闘テラバーストにするのも考えたが結局根本的な解決になっていない。

あとがたり

8月中旬に1870ぐらいにのせて放置していたサブロムで最終日だけ対戦をした。8月下旬から車の免許合宿にいっていて、WI-FIはあったが回線が悪すぎてスマホのテザリングで最終日1000位ぐらいから戦うことになった。フワライド+サーフゴーは試合数をこなしてレートをあげる構築であると考えていたが、100戦以内でのレート2000到達ができ、最終日の朝に180~120位をうろつけるぐらいには安定していた。正直2桁にいけるポテンシャルはあってしまったし、基本選出以外の3匹をうまく組めたらさらに上を目指せるかもしれない。展開系の構築は構築を考えているときが楽しかった。次のルールではスタンダードな構築を考えたいが、伝説のポケモンが多く必要となるので努力値リセットが早く欲しい。フワライド展開+受けサイクルというあまり好まれない構築だが、読んで下さった皆様ありがとうございます。
質問などありましたら気軽にください。
関係ないですが、最強のミュウツーを一緒にやってくれる方募集してます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?