自動車教習所の選び方
私の経験から自動車教習所を選ぶときの注意点(ポイント)を4つ紹介いたします。教習所選びで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
1.Googleで周辺の教習所を検索し、クチコミやレビューで評価が1番高い場所を選ぶ。
2.友人からの紹介・おすすめで選ぶ
3.施設がキレイ・新しい・若しくは使用している 車が新しい教習所などを選ぶ
4.自宅周辺ではなく、思い切って県外などを視野に教習所を探してみる。(特に合宿プランなど)
……なんだ普通じゃん!!と思うかもですが、上記4つをオススメしたのには教習所で働いている私なりのしっかりとした理由があります。
それぞれ一つずつその理由を解説していきます。
1.について
実は、教習所が作成したホームページのクチコミや卒業生の声などは「良かった」という声しか取り上げてないのがほとんどです。
マイナスな評価をホームページ上には載せない教習所がかなり多めです。
対するGoogleのクチコミは卒業生や通っている生徒の「生の声」を見ることができます。ここには教習所も手を加えることができません。
教習所という場所は1日限りの入校生というのはほぼおらず、入校から卒業するまで長くそこの教習所に通う方がほとんどです。
教習所で卒業された方というのは、長い時間をかけながら練習し、その教習所の良いところも悪いところも長い時間をかけて見ています。
その結果、教習生たちは良かった点や悪かった点をGoogle上のクチコミに書いているのです。
「悪い評価をすると何かしらバッシングを受けるかも知れない」「自分と同じ思いをさせたくない」「他の人にもぜひお勧めしたい」など、そういった思いを持ちながらも勇気を持って「生の声」を書いているのです。
「ただ単に家が近い教習所にして失敗した!」なんてことがないよう、入校検討中の教習所のクチコミは細かくチェックしてみましょう。
※ちなみに私もよく自分の教習所のクチコミは見るようにしており、勉強させていただいてます。
2.について
Googleのクチコミよりも信頼ができるのが友人の紹介で教習所を選ぶことです。
より近くで生の声が聞けるため、はじめての教習所通いの不安などを取り除けるというのが最大のメリットです。
ただ、それだけが友人紹介で入校するのをおすすめする理由ではないです。
実は、教習所は常に入校生不足です。
ずーーっと入校生数は減少傾向です。
そのため教習所では入校生を取り込むために色んなサービスをしています。
例えば「友人紹介制度」というサービスがあります。
既に通われている教習生で、これから入校する友人を紹介してくれた人にはお金をキャッシュバックしたり、友人紹介により入校する人には入校時の割引特典があるなど、「既に通っている人」も「友人紹介によりこれから通う人」もどちらもwin-winになる、、、というようなサービスです。
こういった友人紹介制度などのサービスがある教習所だと、入校時の割引でお得に入校できちゃうなんてこともあるわけです。
※ただし、どこの教習所も必ずこの制度があるわけではないです。入校前に調べてみてください。
…ちなみに上記サービスは私の勤めている教習所では実際にやっております。
過去にはこの友人紹介制度を使ってキャッシュバック代金を荒稼ぎしている強者もおりました。笑
大学生の男の子だったのですが、この制度を使って15人は友人紹介したと言ってました。笑
通ってからも友人紹介制度を利用してお得に免許取得なんてことも可能だったりします。
※ちなみにキャッシュバック代金や入校時の割引料金は3千円〜1万円代が多かったりしますが、教習所によっても異なります。
あとこれは私が(生徒として)教習所に通っていたときの体験談ですが、「〇〇の知り合いで入校しました」という話から、運転中に指導員との会話が弾み、沈黙が無くなり話題に困らなかったということもありました。
私は沈黙が苦手だったため、通っていた友人の話をもとにコミュニケーションがうまく取れたのではないかと感じております。
お喋りをしに教習所へ行くわけではないですが、リラックスした状態で教習に臨むというのは上達にも繋がります。もし友人が教習所に通っているという情報を聞いたら友人に声をかけて聞いてみましょう。もしかしたら割引や教習所の裏話なども聞けるかも!!
3.について
これは指導員として働いて実際に肌で感じていることですが、
施設が新しい教習所や、車を新しくしている教習所、その他新しい取り組みをしているなどの教習所は「旧態依然」してない教習所です。
昔から教習所は怖い、暗い、汚い、などマイナスなイメージを持っている方が多いと思います。もしかすると親御さんからそういう話を聞いたという方もいると思います。
ただし今の教習所は昔とは比べ物になはないくらい教習生を「お客様」として扱っています。
そうしないと入校がストップして売り上げがなくなり、教習所が潰れてしまうからです。
少子高齢化やネット社会が普及しているため、昔のように偉そうにしている教習所は叩かれて評判が悪くなり、年々潰れているのです。
逆にいうと、売り上げの多い教習所、客の入りが多い教習所(儲かっている教習所)というのは儲かっているために様々な設備投資ができるのです。
何かしら新しいことをしている教習所は、それなりに売り上げもあり、結果入校生も多い「良い教習所」と言えるのです。
都会の教習所はGoogleでクチコミを調べるのもいいですが、田舎の教習所などでクチコミ数なども少ないという教習所があれば、教習所のHPを確認し「何か新しいことをしてないか」にもアンテナをはっておくといい教習所が選べると思います。
4.について
コロナ禍においてはやや検討しづらいかもし
れませんが、近隣の教習所ではなく他県の教習所を探してみるというのも選び方のポイントだったりします。
実は教習所は場所によって料金形態が様々です。よく生徒から教習所の指導員は公務員ですか?と質問されますが、教習所の指導員は普通の会社員です。
ですので会社によってサービスもバラバラですし、地域差により教習料金も違います。
一概には言えませんが、都会は教習料金が高く、田舎は安い傾向にあります。
その中でも田舎の教習所の「合宿免許」はなぜか安い傾向にあります。
正直免許取得費用はかなり高いです。その費用をすこしでも抑えられるのであれば地方での合宿免許も視野に入れておくと良いです。
ちなみに地方での合宿免許は費用面だけでなく他の面からもメリットがあります。
1つ例としてあげると、南の島での合宿免許では、合宿中の寮から海に直行ができたり、その辺をぷらぷらとレンタルサイクルなどを使って散歩したりと、教習が空いた時間は完全にフリーだったりするので免許を取得しながらリゾート気分も味わえることもできます。
しかも驚きなのが合宿中の寮費なども含めてトータルしたとしても、都会の教習所よりも取得費用が安いということが多いのです。
旅行気分を味わいつつ免許も取得できる。。しかも費用も安いとなるとかなり良いことづくめです。
旅行が好きな方は、旅行してみたい場所に合宿免許がないかも検討するといいです。
また時間のある方は免許を取得してからそのままその地方をドライブするのもいいかも知れません。
あとこれは余談ですが、ある教習所だと教習終了後や教習の空き時間をうまく使って、「スキューバダイビングのライセンスも同時に取っちゃおう」なんてプランもあるそうです。笑
バタバタしそうですが充実した時間の使い方だなぁと思います。
まとめ
以上教習所を選ぶときのポイント4つを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
最後に少しだけ記載しましたが、教習所の料金形態やサービスはそれぞれの教習所で違います。
人生で何度も通うことはない教習所だからこそ、選び方を慎重に失敗しない教習所選びをしてください。
この記事を読んだ方で1人でも参考になったという方がいらっしゃったら幸いです。
文章がうまくまとまらず、読みづらいところも多かったと思いますが最後まで読んでいただきありがとうございます。
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