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MONKY98SO(試作機)に乗らせて頂きました。

ゴールデンウイーク中、完全にノープランだったのですが、急遽MONKYさんより新型29er、98SOの試乗車(試作機)をお借りできたので街乗り中心で試走させて頂きました。

最初の印象は

「デカいのに自分の身長(163㎝)でも、普通に乗れちゃう」でした。

27.5版の98STのクイックな操縦感とは異なり、曲がろうとすると予備動作無しにスッとハンドルが倒れる、行き過ぎたら、ハンドルを立ち上げればすぐ安定する、いかにも今時のフォワードジオメトリーMTBな感じです。

この安定と不安定の取り方が今までと全く異なる点に戸惑いつつも意識して取り回していくと、やる事が減った分

「どうする?どうしたい?」とフレームに問われ続ける感じです。

そんなことを思い浮かべて走っていましたが、大手メーカーさんの同クラス新世代フレームの多くが「とにかく俺に任せとけ!」という感じだったので、この問いかけというか、動作を自由にさせてくれる部分が98系ならではの味付けなのかもなと思いました。

やる事が減るとは言っても、オートで味気なくなる感じではなくて

「やる事が減る分、余裕が出来た分、新しい遊び方があるはず。」

という気持ちにさせてくれます。

というわけで

自分が98SOに乗ってみての感想は

「フォルムは似てても、中身は別物、乗り方も全然違う。」

「でも乗っててどこか98シリーズ一連の繋がりを感じる。」

です。

これをオタクっぽく表現すると

「26インチ時代から始まって設計を継承し続けた98シリーズの27.5最新版をFW190A9あたりに例えると、98SOはD9じゃなくて新設計のTa152」

という感じでしょうか。

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写真:手前27.5版98ST、奥29er版98SO(prototype)

正直、乗る前は

「今風のサーキットマシンは乗りきらないだろうから98STでいいかな・・・。」

とか、どこかで思ってたのですが、先にも書いた

「新しい乗り方の可能性」

が気になって欲しくなってしまいました。

MONKYの今泉さん、貴重な機会をいただきありがとうございました。

うむむ。欲しいな、困ったなー。

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