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言い訳をモノつくりのモチベーションにしてる人の話

自作のファットバイクが完成して最初のテストライドした時、フォークは元祖29Plusフレーム、SURLYクランパス用フォークに40㎜幅のリムへ押し込んだ26×4.0のタイヤという組み合わせで乗っていました。

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個人で乗る分には問題ないのですが、規格推奨外で乗ってるとどこからかSNS警察がやってきて連行されてしまうこのご時世です。

「しょうがないな…80㎜リム&26×4.0タイヤが入るエンド幅110㎜のフォークを用意しないと…しかしそんなの無いしな…作るか…」

「フォーク作るの怖いけど、ユニクラウンより4本足ならどれか1本折れても持ちこたえるんじゃないかな?」

という後ろ向きなモチベーションで4本足フォークを作り始めたのでした。

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ここまで書くとまるで自分が欲しくないように見えます。

まるで人の目が怖いから作るみたいな言いぶり。

これが自分の制作モチベーション「言い訳」です。

「~に怒られるから」

「~と言われるのが嫌だから」

もう、何もかもが作りつくされた世の中、凡才には言い訳ぐらいしか制作のモチベーションって無いんじゃないかと思うときがあります。

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昔はそんな自分がすごく嫌でした。

でも、40過ぎて言い訳も板に付いてくると

「しゃーないなー」とか言いながら手を動かす。

こんなきっかけも悪くないのではないかと思うのです。




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