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北京五輪 スキージャンプ男子 ノーマルヒル プレビュー

オリンピックは忙しすぎる。。。

本格的に開幕し、予選から放送したり

このサイトが↓

多くの競技、試合をライブ配信してくれているので

息つく暇がありません。

書く暇もありません。。。

そして、女子のプレビューが良い感じに当たった分

混沌とする男子ノーマルヒルはやりずらいです。。。

金メダルへの道

男子のノーマルヒル。

全員が同じ条件で飛んだと仮定しても、非常に僅差の試合になります。

故に、ミスひとつが大きく順位に影響する難しさを持つノーマルヒル。

今回はそこに、不安定な風が絡まってくるので

技術とメンタル、そして運までもを噛み合わせないと

金メダルに届くことはありません

ジャンプは体調が少々悪くても、飛べます。

心技体というよりは、心技運の方が大事かもしれません。

ノーマルヒルは特に

究極のメンタルバトル運バトルと言っても過言ではないと思います。

張家口のジャンプ台

難しいジャンプ台」というニュアンスを耳にしますが

私が、見た印象だとジャンプ台自体は

そんなに難しくないと思います。

今や主流になりつつあるクロソイド曲線の助走路

飛行曲線はやや低め、バーンと並行して飛んでいくようなジャンプ台。

ノーマルヒルの割に進んでいる感があり

本来であれば、飛びやすく、良い練習になるジャンプ台のはず。

なんとなく、平昌の台に似てそうな雰囲気があります。

おそらく、邪魔しているのは

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ゴビ砂漠の東端にある張家口。

四方八方から風が吹き付けていますが、バイアスロン競技を見て

更には、バイアスロン選手から聞いた情報によると、ジャンプ台方向から風が吹き付けている感じ。

大きな風の流れとしては、ジャンプ選手にとっては不利な追い風が吹いているはずです。

それを窪地のような場所と、上手にジャンプ台を設計にすることによって、風を遮りつつ

有利な吹き上げる風を作り出しているように見えます。

#個人の感想

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勝負を決めるK点手前付近の風、

強弱はありつつも向かい風の状態が多く

トップ選手は、その風を捉えて飛距離を伸ばしていきます。

それを考え、助走路を短く設定し、助走スピードはかなり抑えられています。

ところが、30〜60m付近は横風の通り道のようで

ここで多くの選手が叩かれてフライトを落とし、ジャンプになりません。

しかもタチの悪いことに、これは風向計には出ていない可能性が高いです。

#個人の感想

故の難しさだと私は考えています。

#飛んで見ないとわからない

試合展開

この試合、豪運があればスタート順が18番以降の選手には

全員にメダルの可能性があると考えていいでしょう。

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メダル獲得の筆頭としてはオーストリアの選手とノルウェーの選手。

この2カ国は複数人が金メダルのチャンスがあり

確実に誰かがメダルを射止めてくるでしょう。

そこに各国のエース達がどうやってメダル争いに絡んでくるか

という形を予想します。

金メダル、オーストリア。銀メダル、ノルウェー。銅メダル、日本。

4位ノルウェー。

としておきます。

#予想するのがナンセンス  

ドイツ、スロベニア、ポーランド、ロシア、スイスが来たら、ごめんなさいします 笑

女子の流れで、今季ワールドカップで勝利のない選手が金メダルの可能性も残しています。。。

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予選のジャンプでは、トップを獲ったLindvikと小林陵侑の力が、若干抜けていました

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本来であれば、彼らのワンツー予想をしたいのですが

前述したようなジャンプ台なため、何が起こるかわかりません。

わからない時は、オーストリアを推すと決意した私です 笑

日本チーム

ノーマルヒルは苦手と割り切ってそうな小林陵侑。

ある意味、どの選手よりも楽に飛べているかもしれません。

重圧的な意味では、こちらの方が金メダルの可能性がありそうです。

今季、全試合で陵侑の優勝を予想してきましたが

日本人にとっては極端に重くなる五輪の舞台。

特別状態が良いわけではない陵侑が

ミスも不運も許されない試合展開だと、正直メダル獲得は厳しいと思います。

それでも地力があり、非常にレベルの高いジャンプを出し

更にはスーパージャンプでも着地を完璧に決めることができる陵侑を

メダル予想から外すことはできません。

順位はともかく、陵侑らしいスーパージャンプを見たいですね。

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良い風をもらい、トップ10につけた佐藤幸椰。

風の強い台。

問題を修正し、良質な風を引き当てれば、スキーを振り回しながらのビッグジャンプが観れるでしょう。

展開次第では、メダルを射止める可能性を残しています。

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国内では、結構ノーマルヒルのタイトルも取っているので

昔から小林潤志郎さんのノーマルヒルを飛んでる姿は、個人的に好きなのですが

トップレベルだと難しそうですね。。。ラージヒルに向けて気持ちよく飛んで欲しいです。

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中村直幹は初五輪でジャンプは苦しそうですが

メンタル的には悪くなさそうです。

当てれば、飛べると本人も確信している様子でした。






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