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YouTubeでゲーム実況チャンネルを立ち上げて3週間経ってわかったこと

記事の長さ: 3分。
ちょっと普段とは違うテイストですが、実は秘密裏にYouTubeでスプラトゥーン2のゲーム実況チャンネルを立ち上げて、3週間程度配信を毎日続けてわかったことを書きたいと思います。

現在のチャンネルは私がゲーム実況とバイリンガルであることを使って、ゲーム実況をラジオ感覚で観ながら・聴きながら、英語のリスニング練習に役立ててもらおうというテーマでやっています。(プレリストはこちら

皆さんが気になるであろう、収益とチャンネル登録者数と動画再生数や、活動を通して学びになったことを綴りますので、自分でもYouTubeチャンネルを立ち上げたい方や実際問題どんな感じなのと思っている方の参考になればと思っています。

はじめに: 収益とチャンネル登録者数と動画再生数

収益:0
チャンネル登録者数:4
平均動画再生数:片手で数える程度

いや、もう恥ずかしいレベルです。むしろnoteのフォロワーさんがいなくならないか不安になります。初めて3週間ですが(実際は暇つぶしにやっていた時期が2年前にありましたが・・・)、正直少なすぎて自分でも驚いています。駆け出しYouTuberは中々に厳しいことを身をもって体験しました。いや、むしろ他の駆け出しYouTuberさんよりはるかに低い水準かもしれません。ただ、最初の3か月でYouTubeを辞める方が大多数という噂を聞いていましたが、納得でした。

もはや何のために配信しているのかが明確でない場合(軽く動画を出せばバズるだろうという安易な考えは淘汰される仕組みのため)、続けるのは相当難しいでしょう。

そして、こういった動画やブログやSNSで大事なのはインプレッションと呼ばれる、どの程度人の目に留まったかという指標なのですが、駆け出しYouTuberとなると、YouTube上のアルゴリズムでも優遇されないらしく、根気よく続けられる方のみその恩恵に授かれるとのことです。

何よりも、数少ない中から視聴してくれた方にいかに最後まで観てもらうかを視聴維持率というのですが、高品質な動画を作らない限りはそれも実現しません。視聴維持率はYouTubeの検索アルゴリズム上も高ければ高いほど関連動画などで表示してくれ、結果としてインプレッションがあがり、動画をより多くの方に観てもらえるという好循環の流れに乗れます。

既に人気なYouTuberが優遇されやすいので、駆け出しのYouTuberはニッチなマーケットで勝負していくしかありません。

YouTubeはビジネスの基礎を理解するいい勉強場所

じゃあどう挑戦していけばいいのか、と考え始めたところ、ものすごくビジネスの要素が凝縮されているんだな、ということに気づきました。

例えばですが:
・自分のチャンネルの目的を決め(ミッション)
・どの視聴者層にするか戦略を決めて(ターゲティング、ストラテジー)
・どのような付加価値が与えられるかを考え(製品)
・どんなイメージで攻めるかを決めて(企業文化、ブランディング)
・動画作成、納期、品質のバランスを考え(サプライチェーン、ロジスティクス、クオリティコントロール)
・SEOで動画のインプレッションを上げたり(マーケティング)
・サムネイルを工夫したり(看板、宣伝、広告)
・視聴者との交流を考え(カスタマーサポート)
・改善を常に行う(オプティマイズ)

実際のチャンネルを見ていただくとわかると思いますが、最初はただゲーム実況をするだけのチャンネルでした(あまり考えもせず始めたので)。いわゆるレッドオーシャンと呼ばれるゲーム実況(参入障壁も低く、すでにマーケットのパイが取られている状態)に何も考えず突っ込んでしまいました。

例えばこれがプロレベルの腕前だったらそれでもうまくいったかもしれませんが、私はスプラトゥーンというゲームで上位1%のウデマエXではあるものの、その中でも底辺だったので、見向きもされませんでした。

15日程度配信を続けたところ、全くもって伸びなかったので、なるほど視聴者に付加価値を与えない限り観てもらえないのだということに気づきました(プレイが上手、しゃべりが面白い、など)。

それまでの動画等を見返してみたところ、サムネイルと呼ばれる動画の看板画像についても、正直今見てもクリックしたいと思えるものではありませんでした(今のもクリックしたいと思うかは不安ですが。芸術的センスを鍛えるのも大事だと痛感しています)。動画の概要欄も工夫がなく、視聴者をとどめたいと思っていたのか、と疑問に思うレベルでした。肝心の動画のクオリティにしても、音ズレ、動画のカクつき、ノイズとライティング対策もしておらず、自分でも一体だれがこんなものを見るのだろう、と思うレベルでした。ましてや、どんな視聴者層がターゲットなのかもわかりません。

せめて改善できる部分として、付加価値としては、私は前述のゲームや話術のスキルはないので、代わりになるものとして英語と日本語と交えてしゃべり、ラジオ感覚で英語に触れて頂くことを思いつきました。

そこで試したところ、すこしずつですが興味を持ってくださる視聴者さんが出てき始めました。その流れをなくさないよう、サムネイル(動画の看板写真)も変え、そのテーマ専用のプレイリストを作り、動画の概要欄もマシンラーニングを使って評点をつけてもらい、改善させてい行きました。

まだまだ改善したてですが、今後どうなるか様子を見ていきたいと考えています。

長くなりましたが、YouTubeでゲーム実況チャンネルを立ち上げて3週間経ってわかったことは以下です:
・付加価値を提供しない限りは世の中は誰も見向きもしてくれない
・たとえ百人でも視聴者を確保できているYouTuberさんは、かなりの努力と工夫をされていらっしゃる
・コメント、高評価、チャンネル登録、最後まで視聴されることがYouTuberにとって何よりも大事

まとめ

現状は顔が真っ赤になるレベルですが、YouTubeは今年いっぱいは最低でも続けてみたいと考えています。収益化の基準である、チャンネル登録者数1000人と直近1年の総動画再生時間を目指して、毎日投稿を頑張っていきたいと思います。

特段収益化してYouTuberになることを目指しているわけではないのですが、思いのほか勉強になることが多く、ビジネスの基礎を学べるので楽しくやっていきたいなと思っています。そして何故TwitchやFacebook liveやOpenRecやMildomじゃなく、YouTubeなのかですが、やはり最大級のプラットフォームだからですね。そっちのほうがチャレンジするうえで楽しそうだからです。

生配信を毎朝7時から7時半にしておりますので、英語を学びたい方(プレリストはこちら)やnoteの記事で聞いてみたいことがある方はご質問等も受付ます!

なお、noteは継続して書いていく予定ですので、フォローいただいた方はご心配なく。たまにこういった逸れたネタ書いちゃいますが、ご容赦を。

よかったらスキ、フォロー、サポートをお願いします!YouTubeのほうも、よかったらチャンネル登録、高評価をお願いします!

では、また来週。

- JumpE

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