4 運命の判定
初バトルの模様が遂に放送となる日が来た。
当然の如く、コメント欄、SNSでボロカス書かれまくる。
そこだけならまだ良いけど、自分の曲のMVのコメントにまで突っ込んでくる奴もいるので完全にシャットアウトするのは無理に近い。
そしても一つキツかったのが、レゲエの現場で逢う関係者達の気まずそうな雰囲気。
皆、優しいから言葉を選んで話してるのが伝わる。
特に後輩達に接するのがホント嫌だった 苦笑
歴代モンスターの何人かも戦績による反響やプレッシャーで苦しんでたというのも納得できる。
民放で勝敗を付けられる事の重大さは想像以上のモノだった…
この頃くらいからERONEさんの勧めもあって、本格的に特訓をする事になる。
毎週木曜日の晩にウチ(MJR)のスタジオで
メンバーは基本は俺、ERONE、BIG MOOLAの三人で、たまにゲストが来てくれる。
まず世間話から入り、ウォーミングアップのサイファーを30分くらいやってバトルが始まる。
サイコロの目で小節を決めて、対戦しない奴がビートと勝敗を決める。
五連続勝利できたらラスボス認定 笑
それをひたすらこなした後、またサイファーと世間話で終わる。
時間で言えば十時くらいに集まって二時くらいまで。
これが結構、楽しくて放送が終わった現在でも、まだ続いてる。
初回の時は、マジで全く即興ができなくてオロオロする場面ばかりだったけど、半年程やってたら少〜〜〜しずつだが言葉が出てくる様になってきてはいる…かな?笑
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