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29 ウルトラサイン概説

こんにちは、光の研修生Jumanです。
さて今回からは、一定回数ウルトラマンの記事を語っていこうと思います。
それで今回は、ウルトラマンの意思疎通に関するテーマとなります。
毎度のことながら当ブログはスピリチャルなものとなっていますので、あくまで仮説の一つしてお読みくださいね。

ウルトラサインは文字の文化が存在した証拠

当ブログ最初の記事「光の国大激変①」で、ウルトラマンはかつて人間だったという話に戻ります。これはウルトラマンメビウスで、ヒビノミライがリュウに語った事実でした。
人間の文明がかつて存在したのなら文字文化があっても不思議ではないでしょう。ウルトラサインはその名残にちがいありません。

それでは、ウルトラマンは、どのような場面でウルトラサインを使用するのでしょうか?

ウルトラサインの通知事項とは・・・

ウルトラシリーズで最初にウルトラサインが登場したのが、ウルトラマンエース第5話「大蟻超過獣対ウルトラ兄弟」でした。
O型の血液を好む超獣アリブンタを倒すため、地底世界へO型の南夕子をおとりに北斗は夕子が地底世界へ巻き込まれる瞬間、ウルトラタッチを敢行、エースへ変身します。
しかしエースを待っていたのは、地底人ギロン人の罠で、エースは地底の牢獄へ閉じ込められてしまいます。地底のタックビル号の限界が迫るなか、単独では守り切れないと判断したエースは、緊急事態を知らせるウルトラサインを放ちます。

ウルトラサイン発信

岸田森氏のナレーションも「最悪のピンチ、SOS!危機を知らせるウルトラの文字は遥か宇宙空間を貫き、ウルトラの兄弟へ向かって飛んでいく。」
となっていましたね。

そのそもウルトラサインは、地球人の目には見えません。
言い換えれば、3次元世界ではわかりせん。
このことからウルトラサインは、高次元世界の通信手段だと理解できます。
以前の記事「地球から光の国へ惑星間メッセージ」では、高次元通信は何万光年離れていても瞬時に届くと語りました。興味があればぜひご覧になってください。

そのウルトラサインの通知事項とは・・・おそらくこうでしょう。

①緊急事態の場所や現状
②ウルトラ兄弟や宇宙警備隊に所属する他のウルトラマンへ救援要請
必要なアイテムがあればそのアイテムを要請
以上3つが盛り込まれているのではないでしょか。

この3つを裏付けるように、救援にきたゾフィーは、エースからのウルトラサインでエースがいる場所へピンポイントで到達、タックビル号のピンチも理解していました。
さらに地底へ潜るスキルがないエースのために、必要なアイテム(ブレスレットのようなもの)を渡しています。
ちなみにエースが地底へ潜るスキルがないということを、南夕子が本編で語っていました。

しかしですね、余談になりますが、第28話「さようなら夕子よ、月の妹よ」でルナチクスと戦ったのは地底でしたが、これはどういうことでしょうか・・???
しかも体をドリルのように回転させて地底に突入してるのです・・???
いつの間にマスターしはったんですかー?
たぶん、アリブンタ戦で地底へ潜るスキルを身につけたことにしておきましょう。ようわかりませんけど・・(苦笑)

現実世界でイメージするなら、製造業が自社の商品で不具合を出してしまい、エンドユーザーの製造ラインが止まってしまって操業ストップ・・・
現場に行けばかなり大変なことになっていて、担当の営業マンは自社の品質管理課へ現況報告の文書を至急扱いで、速攻で作成して関連部署へ周知徹底させます。まあここまでどんなに早くても1時間はかかるでしょう。

このようなイメージの文書の内容をエースは、ウルトラサインにして瞬時に送信したわけです。
高次元通信レベルになると、A4文書に書かれた1000文字以上の文章が、たった5文字くらいのウルトラサインと、エースの意思を載せて通信できるとは驚きです。

ウルトラサインの通知先は広範囲に及ぶ

エースがウルトラサインを発したエピソードでは、他に第26話「全滅!ウルトラ5兄弟」がありました。
このとき、ブロンズ像にされる寸前にウルトラサインを発していますが、ウルトラ兄弟全員に向けて発したのでしょう。それだけヒッポリト星人が強敵だったということですが、救援にきたウルトラ4兄弟も同じようにブロンズ像にされてあっけなく敗れてしまいます。
そしてあとから救援に来たウルトラの父も・・・

ナレーションではこのときウルトラの父は、「光の国から長い長い旅の間にすっかりエネルギーを使い果たしてしまった。」となっています。
おい、おい!ウルトラの父は虚弱体質なんでっか??もう少し何とかならんかったんかいなー。(笑)
おそらく光の国から地球へ来るまで、あちこちの星系を回って疲労困憊状態だったのでしょう。
宇宙警備隊大隊長ですもんね。そら出張?でいろんなとこ行くでしょう。
御多忙なのですよ。(苦笑)

そもそも宇宙警備隊のウルトラマンたちは、任務で方々の星系へ派遣されているはずなのです。ウルトラ5兄弟(この時点で)だけが宇宙警備隊の隊員ではないのです。
従って、ウルトラサインは全宇宙に散らばっている宇宙警備隊のウルトラマンたちに向けても発せられているのにちがいありません。
そして救援にきたウルトラの父でしたが、あとのストーリーは読者の皆様もよくご存じのはずですから割愛いたします。

ウルトラサインが発せられるケースとは・・・

以上、ここまで語ってくるとおおよそ見当がつきます。
そこで私なりに考えたウルトラサインが発せられるケースとは、
緊急事態が招来したとき
②光の国から、または宇宙警備隊の任務に就いているウルトラマンから、ウ
 ルトラマン全員に、①の情報をシェアすべき必要性があるとき
③宇宙警備隊の任務に就いているウルトラマンに対して、光の国から緊急連
 絡または指示の必要性があるとき
のいすれかに該当したときに、任意に発せられるのでないでしょうか。

まあごくありきたりな感じですが、上の3ケースは「地球以外の星系」において適用されるケースだと考えられます。
なぜなら、3次元惑星地球は、以前の記事「ウルトラマンが地球へ来る目的とは?」において、銀河系宇宙の至宝であり、3次元分離意識が売りのスーパーレジャーランドだと語りました。
そうだとすれば、地球で起きる緊急事態は、すべてシェアしておく必要性があるのです。つまり通知義務を課せられるということです。
またシェアすることによって、以後地球へ派遣されるウルトラマンにも貴重な参考資料となるからです。

例えば②のケースに該当した事例としては、タロウ第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」のタイラント戦がありました。
太陽系の守備に就いたウルトラ兄弟が次々に倒されていき、その際にウルトラサインが発せられました。

そして③のケースに該当した事例としては、ウルトラマンレオ第38話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」がありました。
ババルウ星人に化けたアストラが光の国のウルトラキーを盗んだあと、光の国から地球のMAC隊長モロボシダンへウルトラサインが放たれました。

そして③に近いケースとして、エースに対して光の国からウルトラサインが発せられたケースもあったのです。

タロウ第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」と③に近いケースについて、次回に語ることにします。
そこでウルトラサインの盲点、問題点なども掘り下げていく予定です。
キリがいいので今回はこのへんで終わります。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

なお今回も画像は、「TSUBURAYA IMAGINATION」から引用させていただきました。参考にさせていただきありがとうございました。

今回のまとめ
仮説ウー18
ウルトラサインは高次元通信であり、発せられるケース、通知事項、通知先がそれぞれ定められている。
仮説ウー19
地球で起きた緊急事態は、宇宙警備隊に所属するウルトラマン全員に、緊急事態情報をシェアする必要がある。

次回予告:(仮題)30 ウルトラサインの盲点

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