しばらくnoteの投稿から離れてしまったけれど、昨年暮れ父が亡くなった。 絵の世界の入り口を作ってくれたのは父だ。 父は約40年間勤め人として生きて、絵描きにはならな…
長谷川利行に「卓上の花」(1937年)という絵がある。 油絵の具で一気に描かれたその絵がずっと記憶に残っている。 六花(ロッカちゃん)の11月の詩「冬の草原」に 捨てられた…
春陽会に出品してから10年が経ち、会員に推挙された時、いよいよ銀座で個展を開くという話が舞い込んだ。 当時、月刊ギャラリーという雑誌を購読していたが、自分好みの…
春陽展などの公募展に入選することは、絵を描くものにとって目標であり、励みであり、ステータスであり、地元の新聞にも入選者の名前が掲載されるなどの喜びがある。 展…
春陽会はおおよそ300ある公募展団体の一つで1922年(大正11年)、小杉未醒、山本鼎、梅原龍三郎、石井鶴三、岸田劉生、木村荘八、中川一政、萬鉄五郎らによって創立された…
1922年に創立された春陽会という公募展団体に初めて5点出品して 「雪後」というタイトルをつけた水彩画が入選した。 40号(80×110㎝)3枚と20号2枚を出品した。 この会…