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兄と弟の成績表を見て違いを考える

学年が終わり、兄・弟とも成績表をもらってきました。

現中2の兄は小学校のときから成績が良く、ほとんどが◎(とてもよい、だったか)でした。他の子がどんなかを知らないので、小学校の成績なんてまあそんなもんかと思っていましたが、小2弟の成績を見ると全然そんなことはなく、やっぱり兄は成績が良かったんだというのが後になってわかりました。

兄の方は人の話をよく聞くというか、テレビが付いているだけでも(番組に関わらず)食い入るように見るようなタイプなので、学校でも先生の話をしっかり聞いていて好感度が高いんだと思います。これは中学でも続いているようで、テストの成績の割に評定が良く、いわゆる内申美人というのか知りませんが、これだと高校入試で外部受験しても十分戦えそうな雰囲気の点数を取ってきています(しませんが)。

一方の弟ですが、兄に比べると成績はフツーな感じです。別に悪い成績は付いていないし、おそらく平均よりは良いだろうとは思いますが、無双していた兄と比べるとちょっと違うなという感じです。

じゃあ兄は優秀で弟は普通の子なんですね、というイメージになるかと思いますが、それはそれでどうかな?とも思います。

兄はインプット能力は高いもののアウトプットが弱く、自分の考えを言語化して発信することが苦手です。中学受験の記述や、レポートや論文的なものは訓練もあって多少なりとも書けるようになったみたいですが、話す能力はずっと低いままです。これからの世の中で生きていく能力として、親目線でこの部分はやや心配をしています。

弟の能力はまだ未知数な部分がありますが、作文は明らかに兄より得意に見えます。兄は作文の宿題があると1時間でも2時間でも固まって1ミリも進まなかったのに対し、弟は放ったらかしていてもさっさと書いて終わらせます。しかも、特に教えてもいないのになんだか優等生的な文章も書いていたりもするので、小2時点での言語能力は弟の方がだいぶ高そうです。

そんなわけで、まあ成績が良いに越したことはないですが、あくまでそれはその子が持っている特性のひとつでしかないんだろうと思うわけです。

中学受験勉強も、兄の方は与えた分だけ吸収していった感がありましたが、弟も同じやり方をして上手くいくかはわかりません。通塾なし自宅学習が成り立つのかもやってみないとわからないです。

ということで、兄弟でもタイプが違うということをふまえて、弟は弟の良さを出せるように考えていかないとかなと思いますね。

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