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メンタルリハーサルしてますか?

みなさま、更新するする詐欺のキョウコ先生でございます。

合格体験記の後いつ更新するのだろうと思って楽しみに待っていて下さる方も少しいらしたこと、耳に入ってはいましたが、ぎっくり腰的な病にかかり仕事の合間ずっと「自宅入院」をしておりました。

普通に歩くことが叶わず、立ち上がるのに数分かかる上、動くと腰に激痛が走るので野生動物ならもう死んでいてもおかしくないという状態で夏を過ごしてしまいました。

寝ながらでも何か発信できるだろうと期待された方もいらしたかもしれません。

しかし、時はもう9月。

そうです、私は何もしなかったのです。アホです。仕事にかまけて何もせずにぼんやり暮らしておりました。

そんな秋の始まりにキックを入れてくださったのがサクラノートさんでした。

対談をしましょうとご連絡をいただきました。


上記の記事は合格体験記というより「お母さんの合格体験記」です。

そして今回対談でサクラノートさんはこんなことを書いてくださいました。


今回はサクラノートさんの記事にもあるように、お母さんのすべきことということに絞ってお話しようと思ったのですが、「ほぼガールズトーク」でした(笑)。

でも、その中で幾つになってもお母さんの悩みは尽きないねという話題になったところですごく印象的なキーワードをいただきました。

それは「自分の問題と子どもの問題を切り分けられない」ということです。

これを悩んでいるということをきちんと言語化していえるというのはすごいなと思います。だって、お母さんの悩みとしては上位にランクインする悩みなのに、これが悩みですとはなかなか口に出して言えないのではないでしょうか。なぜなら「それをやっちゃダメ」ってわかっているものですから。

でもどうしても悩んじゃう。

それがサクラノートさんのご意見でした。

私の答えは「その時になったら何も準備せず急にやろうとするから」です。

つまり受験をするとなったら、行動が色々変わってくるのに何も準備せずその世界へ飛び込んじゃうからです。で、困って相談すると「子離れしてください」と言われちゃう。そんなこと言われても急にはできない。

だから、準備が必要なのです。

これは思い立ったらいつからでもできます。

もう少しわかりやすく言うと、カラオケで伴奏なしで歌い始める曲がありますよね、例えばBTSの「dynamite」。あれって歌い始めて少ししてから伴奏が始まります。

でもカウントなしに始まったら歌い出しのタイミングがわからない。
だからバンタンの皆さんはレコーディングの時は歌い出しが判るように「クリック音」というカウントを聴きながらレコーディングします。

そうすると後から始まる伴奏の音にピッタリ合うわけです。

つまり、「その時が来る前からカウントして呼吸をして、喉を作って、正しい音で正しいリズムで歌い出せるように準備する」と言うことです。

お子さんだけじゃなくお母さんにもこの心の準備をする必要があるのです。

その時が来たらスッとできるようにいつもカウントしておくこと、それがメンタルリハーサルです。

うまくやろうと気構えるのではなくお子さんと呼吸を合わせて環境の変化、押し寄せるコントロールしきれない情報に対して平常心で接することができるように一緒にカウントをとりながら進めるようにしてみましょう。

テストでうまく点が取れなかったら、誰かに成績のことで叱られたら、好きなことができなくてパンクしそうになったら・・・と苦しい状況をあらかじめ考えてそれが自分に起こったら何を優先するのか、どう振舞うのか?わかっていたら慌てないですよね。

お子さんの可能性を信じる、伸び続けると信じる、できないなんてことはないと信じる。

カウントをとりましょう。いざという時が来たらそう口をついて出てくるように。

みんなと同じ歌を歌う必要はないんです。

「うちの子はできません」「うちの子に本当にそんな力があるんでしょうか?」
「うちの子には無理だと思います」

そんな歌は歌う必要はないんです。

そんな曲が今お使いの音楽プレーヤーに入っていますか?

好きな音楽はもっと心にグッと刺さるカッコイイ歌なのではないですか?

そういう歌を歌えるようにカウントを始めましょう。初めはうまく歌えないかもしれません。でもいいんですよ、何度もカウントし直してうまく歌えるようにすればいいんです。

入試本番がファーストテイク。それまではひたすらスタジオで練習です。

では我らが大先輩郷ひろみさんのファーストテイクをご覧ください


というわけで今日は全体的に比喩を散りばめた文章でした。

比喩の読解は6年生になってから大きな偏差値アップの足がかりになるところです。お子さんは比喩が読みこなせるように、お母さんは比喩が説明できるように準備するのも呼吸を合わせる練習の一つ。頑張ってみてください。

次の更新ではサクラノートさんのご主人様と対談した模様もご紹介します。

お父さんの視点から考えた新しい中学受験の提案、お楽しみに!


サクラノートさんありがとうございました。

今度お話しするときはC-C-B縛りという厳しい掟の中で(笑)。

米川くんガチ勢のキョウコ先生でした!

では、次の更新でお会いしましょう。


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