12回ー現代の日本と世界のまとめ1

日本の貿易のすがた

概念の説明と因果関係

| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 加工貿易 | 輸入した原材料を加工して工業製品を輸出する貿易の形態 |
| 逆輸入 | 1980年代以降、中国やアジアからの製品を輸入することが増加 |
| 現地生産 | 日本企業が海外で製造を行うこと |

因果関係

| 状況 | 結果 |
|------|------|
| 加工貿易 | 輸入した原材料を加工して輸出 |
| 逆輸入 | 海外で製造されたものを輸入 |
| 現地生産 | 海外で生産することで輸入を増加 |

グラフ:貿易のすがた

加工貿易 → 輸入 → 加工 → 輸出
逆輸入 → 海外製品を輸入
現地生産 → 海外で製造 → 輸入


2. おもな貿易相手先

| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 中国 | 日本の輸出入額が最も多い国 |
| アメリカ | 日本の輸出入額が2番目に多い国 |

グラフ:おもな貿易相手先

1位:中国
2位:アメリカ


3. 貿易をめぐって

概念の説明

| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 関税 | 国内の産業を保護するために輸入品にかけられる税金 |
| 保護貿易 | 国内の産業を保護するために関税を引き上げる |
| 自由貿易 | 輸入制限を減らし、自由貿易をすすめる |
| 世界貿易機関 (WTO) | 自由貿易を促進する国際機関 |
| 経済連携協定 (EPA) | 貿易だけでなく、人やお金の移動などまで広げた協定 |
| 経済連携協定 (TPP) | 環太平洋パートナーシップ協定 |

グラフ:貿易をめぐって

保護貿易 → 関税を引き上げる
自由貿易 → WTOが推進
経済連携協定 → EPAやTPP


4. 地域の連携

概念の説明

| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| ヨーロッパ連合 (EU) | 27か国が加盟、共通通貨のユーロが流通 |
| ユーロ | EUの共通通貨 |
| イギリス | 2020年にEUから離脱 |
| 東南アジア諸国連合 (ASEAN) | 10か国が加盟 |

グラフ:地域の連携

EU → ヨーロッパ連合 → ユーロ(共通通貨)
イギリス → 2020年にEUから離脱
ASEAN → 東南アジア諸国連合 → 10か国が加盟


暗記カード

日本の貿易のすがた

カード 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 輸入した原材料を加工して工業製品を輸出する貿易の形態を〇〇という。 | 加工貿易 |

カード 2
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 1980年代以降、中国やアジアからの製品を輸入することが増加したことを〇〇という。 | 逆輸入 |

カード 3
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本企業が海外で製造を行うことを〇〇という。 | 現地生産 |

おもな貿易相手先

カード 4
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本の輸出入額が最も多い国は〇〇。 | 中国 |

カード 5
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本の輸出入額が2番目に多い国は〇〇。 | アメリカ |

貿易をめぐって

カード 6
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 国内の産業を保護するために輸入品にかけられる税金を〇〇という。 | 関税 |

カード 7
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 自由貿易を促進する国際機関を〇〇という。 | 世界貿易機関 (WTO) |

カード 8
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 貿易だけでなく、人やお金の移動などまで広げた協定を〇〇という。 | 経済連携協定 (EPA) |

カード 9
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 環太平洋パートナーシップ協定を略して〇〇という。 | TPP |

地域の連携

カード 10
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 27か国が加盟し、共通通貨のユーロが流通している連合を〇〇という。 | ヨーロッパ連合 (EU) |

カード 11
| 表 | 裏 |
|----|----|
| EUの共通通貨は〇〇。 | ユーロ |

カード 12
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 2020年にEUから離脱した国は〇〇。 | イギリス |

カード 13
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 東南アジア諸国連合を略して〇〇という。 | ASEAN |


仮定問題と記述問題の例

仮定問題 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 加工貿易の利点と欠点を述べよ。 | 加工貿易の利点は、国内の工業製品の生産が活性化し、雇用が増える点。欠点は、輸入依存が高まり、国際市場の影響を受けやすい点。 |

仮定問題 2
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 現地生産が進む理由を述べよ。 | 現地生産が進む理由は、輸送コストの削減や現地市場への迅速な対応、関税回避などのメリットがあるため。 |

記述問題 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 世界貿易機関 (WTO) の役割と重要性を説明せよ。 | WTOの役割は、国際貿易のルールを設定し、自由貿易を促進すること。重要性は、貿易紛争の解決や貿易の透明性を確保し、世界経済の安定に寄与する点にある。 |


3. 世界の経済上の格差をめぐって

概念の説明と因果関係

| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 南北問題 | 先進国(北半球)と発展途上国(南半球)の経済上の格差 |
| 国連貿易開発会議 (UNCTAD) | 発展途上国に資金援助や技術協力を行う国連の機関 |
| BRICS | 急速な経済成長を遂げた新興国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国) |
| 南南問題 | 発展途上国の中で経済格差が広がる問題 |
| フェアトレード | 発展途上国で作られたものを、公正な価格で先進国の人々が購入すること |

グラフ:経済上の格差

南北問題 → 先進国(北半球) vs 発展途上国(南半球)の経済格差
国連貿易開発会議 (UNCTAD) → 発展途上国に支援
BRICS → 新興国の急成長(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国)
南南問題 → 発展途上国間の格差
フェアトレード → 公正な価格での取引


4. わたしたちのくらしと経済

概念の説明

| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| サービス | 生産された物やサービスを利用すること |
| 流通 | 生産と消費を結びつける働き |
| 小売 | 消費者に売る店 |
| 卸売 | 小売店や問屋など |

お金の働き

| キーワード | 説明 |
|-------------|------|
| 基準 | お金は価値の基準となる |
| 交換 | お金は交換の手段となる |
| 貯蔵 | お金は価値を貯蔵する手段となる |
| 日本銀行券 | 日本銀行が発行する紙幣(お札) |
| 政府 | 政府が発行する硬貨 |
| キャッシュレス | 電子マネーやQRコードの表示で支払うこと |

グラフ:お金の働き

お金の働き:
├ 基準 → 価値の基準
├ 交換 → 交換の手段
└ 貯蔵 → 価値の貯蔵
日本銀行券 → 日本銀行が発行する紙幣
政府 → 政府が発行する硬貨
キャッシュレス → 現金を使わない支払い方法


暗記カード

世界の経済上の格差をめぐって

カード 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 先進国(〇〇半球)と発展途上国(〇〇半球)の経済上の格差を〇〇問題という。 | 北、南、南北問題 |

カード 2
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 発展途上国に資金援助や技術協力を行う国連の機関を〇〇という。 | 国連貿易開発会議 (UNCTAD) |

カード 3
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 急速な経済成長を遂げた新興国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国)を〇〇という。 | BRICS |

カード 4
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 発展途上国の中で経済格差が広がる問題を〇〇という。 | 南南問題 |

カード 5
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 発展途上国で作られたものを、公正な価格で先進国の人々が購入することを〇〇という。 | フェアトレード |

わたしたちのくらしと経済

カード 6
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 生産された物や〇〇を利用することを〇〇という。 | サービス |

カード 7
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 生産と消費を結びつける働きを〇〇という。 | 流通 |

カード 8
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 消費者に売る店を〇〇という。 | 小売 |

カード 9
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 小売店や問屋などを〇〇という。 | 卸売 |

カード 10
| 表 | 裏 |
|----|----|
| お金は、価値の〇〇となり、〇〇の手段となり、価値を〇〇する。 | 基準、交換、貯蔵 |

カード 11
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 日本に出回っているお金は、〇〇が発行する紙幣(お札)と、〇〇が発行する硬貨である。 | 日本銀行、政府 |

カード 12
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 電子マネーやQRコードの表示で支払うことを〇〇という。 | キャッシュレス |


仮定問題と記述問題の例

仮定問題 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 南北問題とは何か、具体的に説明せよ。 | 南北問題とは、先進国(北半球)と発展途上国(南半球)の経済上の格差を指す。先進国は豊かで技術が進んでいるが、発展途上国は経済的に貧しく、技術も遅れている。 |

仮定問題 2
| 表 | 裏 |
|----|----|
| 国連貿易開発会議 (UNCTAD) の役割を説明せよ。 | 国連貿易開発会議は、発展途上国に資金援助や技術協力を行うことで、経済発展を支援する役割を担っている。 |

記述問題 1
| 表 | 裏 |
|----|----|
| フェアトレードの意義とその効果について述べよ。 | フェアトレードは、公正な価格で発展途上国の製品を購入することで、現地の生産者や労働者の生活を支援する。これにより、貧困の解消や経済的自立を促進する効果がある。 |



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