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内申点のことを考えるとつまらなくなる

先日、とある高専塾の個別面談で息子が希望している高専合格者のおおまかな評定を聞いた。「うちの塾で合格されたのはオール5に近いお子さんですね~~~」そして、息子の現時点の評定でよさそうなレベルの高専をピックアップしてくれた。

私と息子「・・・」

息子は中学に入って、いまだかつて「5」を取ったことがない。
「3」と「4」が並ぶ可もなく不可もない通知表。

そういえば中1、中2と進路説明会の時、先生やまわりのママ友が評定~評定~言ってるなあと思いながら聞いていたけれど、それが受験においてどれだけ大事なものなのか、受験母初心者の私は全くわかっていなかった。

テストの点はさほど悪くないし、どの授業も積極的に受けている様子。
それでもどうしても「5」がつかないのは、おそらく提出物の漏れや小テストなど日々の積み重ねが足りていないのかしら・・・?

得意なもの・不得意なもの、まんべんなくどれも手を抜かず、+1でも+2でも評定を上げていかなくちゃね、と話しつつも曇っていく息子の表情(苦笑)

息子は面談以降、希望の高専への道のりが何マイルも広がってしまった様子。もし第一志望の高専に受からなかったら?なんて話していたときに、「高専じゃなくて普通高校もみておいた方がいいのかなあ・・・?」と高専への進学自体も精神的なハードルが上がってしまったようでした。

「〇〇がしたい!ここで学びたい!」っていう前向きなスタンスじゃなく、「このくらいのところなら行けそう」という現実ベースで考えていると、たちまちつまらなくなってしまう。もちろん、現実を見ることも大切だけれど、たった14歳で好きなこと・やりたいことをみつけ、ものすごい情熱と積極性を発揮する息子の可能性を母は信じたい。いや信じている!

評定を上げるための勉強の時間。
好きを追求して自由に自発的に学ぶ時間。

どちらも大切だし、うまく両立させていってほしいなあと思いながら見守っている今日この頃です。



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