専修大松戸中 2022年 入試分析と解説

専修大松戸中2022年算数の入試問題を解いた上での分析と、作成した解説です。

全体分析

バランスのよい専修大松戸らしい出題。極端に難しいものもなく、テキスト全く同じでもない差がつきやすいつくり。

1は計算の工夫が半分と多め。効率よく計算する技術は必須。

2の一行題は(2)以外は典型題。落とせない問題。

3は少し珍しい出題で悩んだ受験生も一定数いそう。普段から、よくわからないものを自分なりに視覚化することに慣れている受験生なら難しくはなかった。

4は普通の売買だが、『定価の2割が利益になるように定価を付ける』この意味がわからないと丸々落としてしまう。定価10に対して利益は2なので原価は8と考えたい。

5は相似を含む平面図形。難関校受験生ならすらすら解くが、ボリュームゾーンの受験生では差がつく本当にちょうどいいレベル。角に印をうつのがポイント。

6が今回一番面倒かもしれない。二回消去算すれば多分うまくいくが、不定方程式でBとCを4つに絞ってしまえば(1)(2)は同時に解ける。ぜひ身につけたい考え方なので解説で紹介します。

7はよくある三角柱の切断。難し目の典型題というところ。高さの平均を知っていれば瞬殺できる問題。逆に知らないと手が出ないので、ここまではおさえておきたい。

総じて差がつきやすいつくりで、わからない大設問があったら必ず身につけておきたい考え方が多く学べるセットになっている。


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