iPhone 6/6 Plusの周波数帯について
日本で発売されるSIMロックフリー版は
・iPhone 6 モデルA1586
・iPhone 6 Plus モデルA1524
らしい。
この2つのモデルが対応している周波数帯は以下の通り。
2G GSM/Edge周波数
850MHz
900MHz
1,800MHz
1,900MHz
3G W-CDMA(UMTS), HSPA+DC-HSDPA周波数
850MHz(5)
900MHz(8)
1,900MHz(2)
2,100MHz(1)
1,700/2,100MHz(4)
3G CDMA2000周波数
EV-DO Rev. A/B
800MHz
1,700/2,100MHz
1,900MHz
2,100MHz
3GTD-SCDMA
1,900, 2000
FD-LTE周波数
700c MHz(13)
700b MHz(17)
700MHz(28)
700MHz(29)
800MHz(18)
800MHz(19)
800MHz(20)
800MHz(26)
850MHz(5)
900MHz(8)
1,700/2,100MHz(4) AWS
1,800MHz(3)
1,900MHz(2)
1,900MHz (25)
2,100MHz(1)
2,600MHz(7)
TD-LTE周波数
1900MHz(39)
2300MHz(40)
2500MHz(41)
2600MHz(38)
・日本
SoftBank
FDD 900MHz(8)
FDD 1,800MHz (3)
FDD 2,100MHz (1)
TDD 2,500 (41)
iPhone 6/6PlusをSoftBank 4G LTE (FDD)とSoftBank 4G (TDD)の両方に対応した所謂Hybrid 4G LTE化できる。
FDDのCAは来年以降
au
FDD 800MHz (18)
FDD 1,500MHz (11) ← iPhone 6 / 6 Plus未対応
FDD 2,100MHz (1)
国内キャリアで唯一、CA技術を導入、運用中。さらにUQがTD方式のLTEのバンド41を使ってWIMAX 2+を展開しており、下り150Mbps、WiMAX 2+による下り110Mbps通信が可(但しWiMAX 2+は月間7GBの通信制限の対象となる)。
DoCoMo
FDD 800MHz (18)
FDD 1,500MHz (11) ← iPhone 6 / 6 Plus未対応
FDD 1,800MHz (3,19)
FDD 2,100MHz (1)
1.5GHz帯のLTEはiPhone 6/6 Plus未対応なので100Mbps超の高速通信に対応しているエリアは限定的。iPhoneに関してはクアッド(4)バンドでなくトリプル(3)バンド対応になってしまう。キャリアアグリゲーション(以下CA)は計画しているが直ぐではない。
DoCoMoが一番魅力がない。
CAの使えるauも良さそうだけれど、長い目で見て使い慣れたSoftBankで行こうと思う。
* * * * * * * * * *
それに対して各国の仕様は以下の通り(自分に関係のある所だけ抜粋)。
・フィリピン
Smart
FDD 850MHz (5)
FDD 1,800MHz (3)
FDD 2,100MHz (1)
Globe
FDD 1,800MHz (3)
・中国
China Mobile/China Telecom/China Unicom共通
TDD 2,500MHz (41)
・タイ
DTAC/TrueMove-H共通
FDD 2,100MHz (1)
・シンガポール
M1/SingTel/StarHub共通
FDD 1,800MHz (3)
FDD 2,600MHz (7)
・ベトナム
政府はLTEなど先進技術導入を2015年まで凍結すると宣言
・カナダ
Rogers
FDD 700MHz (17)
FDD 1,700MHz (4)
FDD 2,600MHz (7)
iPhone 6/6 Plusはグローバル仕様。
どこの国でも使えそうだ。
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