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【百名山懺悔話】北海道弾丸登山

2022年9月は、北海道に2回行った。
上旬に後方羊蹄山、下旬に十勝岳と大雪山旭岳だ。

夜間、後方羊蹄山のある真狩村へ向かう道中、鹿の群れにびっくりした。
支笏湖の脇をレンタカーで走る道路に街路灯はなく、暗闇からいきなり現れる鹿に緊張を強いられた。こういう事実を事前に調べることはできなかった。
道の駅で車中泊、山頂をピストンし帰路に着いた。避難小屋でお話しした小屋スタッフさんには、「もう福島帰るの?北海道は美味しいものもたくさんあるし、今度またゆっくりおいでね!」と言われた。「また登りに来ます。リスかわいいし!」
半ば展望を諦めていた山頂で、急にガスが晴れて目の前に稜線と火口跡、雲海が現れた時は心から感動した。↓よろしければ、ぜひご覧ください。

下旬の十勝岳と旭岳に登る旅はさらに弾丸だった。1日に2座というのは、山頂で満足に休憩することもなく、終始駆け足での登山となる。
結果、楽しみにしていた旭川ラーメンも食べずに帰ることとなった。

百名山踏破を重視する今は、こんな山行ばかりになってしまう。


1つ1つの山々は素晴らしく、その麓には山から得た歴史が息づいている。
本当はゆっくり宿泊し、地産を食し、温泉に浸かり、そこに流れる時間を思い出に日常へ帰りたいと思う。
今はアレだけど、百名山踏破したら、ゆっくりじっくりまったりと日本中を再訪したいと思っている。


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