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*詩* ヘアアイロン

いくら言葉を゙尽くしても
貴方は許してくれないわ

私は 忌々しいのよ…
あなたにとって

悲しかったわ
あの言葉だけは聞きたくなかった

熱すぎたのね…
何事にも いつも 熱かったのよ

貴方を支えたくて
貴方の力になりたかった

そう思ううちに
どんどん熱くなっていったの

もう止められなかった 

間違ってたのね 私

貴方は逝ってしまった
もう戻らないわ

貴方のお仲間も
私を恐れてる 知ってるわ

そうするしかなかったのよ!
私は方法を知らなかったの…

そんな私も エナジーが消えて
ここから去る日が来ることを
わかってるのよ

貴方やお仲間と同じように
逝くのよ 私も

その時 私のカラダは冷えて
もう熱くはなれない

冷たくなった私を
貴方は許すかしら…

わからない 
今となっては もう遅いわね…

きっと愛し過ぎたのよ
愛って恐ろしいものね

貴方の声も願いも 
聴こえなくするのよ

けれどね どんなカタチであれ
貴方に出会えて幸せだった

貴方が去った今も
忘れないわ 

ありがとう 貴方
そして ごめんなさい

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