1929年北京市郊外の周口店にある小さな洞窟から人骨の化石が発見された。今から50万年前から30万年前ごろの化石であることがわかった。発見したのはスウェーデンの地質学者のアンダーソンで周口店の近くでたくさん化石が出ることから発掘を行った結果多くの動物の化石に混じって人間の臼歯が発見された。その本格的な発掘が行われほぼ完全な頭蓋骨が見つかった。現在は世界遺産となっている。
人はどこから来たのでしょうか？ 人類の出現は500万年まえにアフリカで出現したといわれている。 その後、猿人、原人、旧人、新人と進化してきた。 原人がアフリカから外の世界にでたのが180万年前よりまえになるそうだ。 ヨーロッパをはじめ北欧や西アジアなど各地にひろがっていった。 それぞれ環境や気候の違いなどでその地域にあった特徴的な姿や言語をもつようになった。 ちなみに東アジア（中国や日本）には3万～4万年前に到達していた。
