ダンボール、意外と強いじゃん!
こんにちは!みなさんはダンボールをよく使っていますか?
私たちの生活に馴染み深いダンボールですが、構造上力を加える方向によって曲げやすさや耐久度が変わってきます。配送の梱包にもよく用いられていますね。
今回はそれを利用して上に乗っても壊れないダンボールの踏み台作りに挑戦したいと思います。
ダンボールの仕組み
ここでダンボールの構造について少しご説明します。
ダンボールは波になっている紙が内側に入っているので(中芯といいます)、
この中芯の方向によって強度が変わってきます。
中芯が縦の方向の場合、上から力を加えても耐久度があります。
しかしながら横の方向の場合、上からの加圧で簡単に折れ曲がってしまいます。
そのため、踏み台として用いるためには上からの加圧に強い縦の方向で作る必要があります。
さて、構造を理解したところで踏み台づくりに入っていきましょう。
踏み台の条件
今回の踏み台の条件は
タテ・ヨコ・高さが150mmの正六面体に内接する形状
というものです。
写真のひし形の柱のような形をイメージして作っていきます。
今回作る踏み台の長さ
底面の一辺の長さ:106mm
高さ:150mm
展開図は以下のようになりました。
折りやすくするためカッターで切り込みを入れ、組み立てていきます。
これをスチロールボンドとマスキングテープで固定していきます。
試しに乗ってみたところ、ふたの部分が斜めになってしまうため、切り取ってみました。
これで乗っても丈夫な踏み台ができました。
反省点と疑問点
・乗ることはできたが、耐久性が気になったためダンボールを2枚重ねすると強度が増すと思った。
・蓋を綺麗にはめることができなかった
→上に乗せるダンボールは展開図にくっつけず、別個で乗せても良いのでは?