柔道のお話:学生大会編

こんにちは、川戸湧也(@yuya_kawato9090)です。
先日の記事、落ち着いて読み返すと柔道に全然関係ないことばかりでしたね。苦笑

あの記事の背景を少し説明すると、私が勤める仙台大学で女子学生を対象とした柔道大会を開催したところでした。
その大会を運営するにあたって…僕が気を付けたことをまとめたという感じです。

あと「金を稼ぐ」ことに強く固執していたイメージがあると思いますが、ここで稼いだお金は一切自分の懐には入りませんからね。
あくまでも部の活動資金の一部に充てるためのお金です。そこはご理解くださいね。


さて今回は学生大会についてのお話です。
先日、全国体育系学生柔道体重別選手権大会が講道館(東京都文京区)で行われました。

昨今の新型コロナウィルス感染症の影響で一部日程変更がなされたものの、衛生面に対すして厚い対応をしていただき開催していただきました。
実行委員会の皆様と学生柔道連盟の皆様に御礼申し上げます。


柔道において学生大会というと、やはり全日本学生柔道優勝大会と全日本学生柔道体重計選手権大会、そして全日本学生柔道体重別団体優勝大会という3つのインカレが有名です。

一方で、この体育系大会も32年の歴史を誇る大会です。

ここでややこしいのが「体育系」という言葉です。初めてこの大会を知った人からすると「“体育系”の定義とは何なんだ?」と思うかもしれません。

「部活に入っているから、みんな体育系だろ?」
「大学にスポーツ局が無いと出られない?」
「体育学部しか出られないのではないか?」

これらのことが考えられます。
実際には「体育・スポーツ・健康科学系の学部・学科を設置する大学」が実行委員会に承認されたうえで「当該学部・学科で学ぶ学生」が出場できる…というような仕組みです。

さらに出場には“制限”がかかってきます。何によって制限がかかるかというと、過去の戦績です。
体育系大会には、講道館杯(国内最高峰の大会の1つで、強化選手を選抜する大会)の出場権を持っている選手は出場できません。
シンプルにいうと強い選手は出られない…ということです。

さて、大会の概要はここまでにして、今日のメインの話題です。
柔道は「するスポーツ」としては成熟していると思います。一方で、「みるスポーツ」の立場から考えてみよう!という内容です。

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私たちがスポーツをみる場合、多くはテレビを通じて…になると思います。その場合は野球、サッカー、ラグビー、バスケットボールなど、娯楽として楽しんでいると思います。

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