「鶴の湯別館山の宿」ごはん編
山の宿が秋田で1番良いお宿じゃないかと私が思う1番の理由は、実は温泉じゃなくてごはんです。名物の「山の芋鍋」の美味しさはもちろん、山菜やきのこのおかずがほんと美味しいんです。
7月のメニュー 。ふきの煮物、ミズのおひたし、わらびのおひたし。
10月はふきの煮物、ミズのコブ、なめこおろし。この山菜たちがなぜこんなちょうどよい固さ、柔らかさにできるのか、ちょうど良い味付けにできるのか、家庭的な味付けながらほんとに絶品。
こちらは朝ごはん。朝ごはんの山菜も美味しい。下のゼンマイの煮物も絶品です。卵は比内地鶏です。卵かけご飯旨し。
夜は山菜だけでなく、夕食は囲炉裏で自ら焼く焼き物もあります。
2泊した7月は、初日がお肉、2日目は海鮮でした。お肉は八幡平ポーク。
イワナの塩焼きもあります。
〆の自家製の米麺。あきたこまちのご飯も出ます。
デザートもあり。
そして、やっぱり山の芋鍋。7月に2泊した時は、2日目はきりたんぽ鍋もできますがどうしますか?と聞いて貰えました。でも、秋田県民できりたんぽが珍しくないので、2日目も山の芋鍋に。
ちなみに、10月に泊まった時の山の芋鍋の方が美味しかったような。きのこが旬だからかもしれません。
あ、朝はお魚自分で焼きます。
1泊目はイワナの干物、2泊目ははたはたでした。
旅館のごはんって量が多くて、肉・海鮮もの多いイメージですが、こちらは山の芋鍋をメインにしつつ、おかずの山菜が本当に美味しくておすすめします。県内でも高級宿の◯桜は、個人的にごはんがダメでした。
宿の設備や貸切風呂、鶴の湯本館へのアクセス、そして食事とトータルで考えると、この「鶴の湯別館山の宿」が秋田で1番良いお宿だと思います。予約取りづらいのと、1人泊を受け付けていないので、行きにくいところはありますが、これからも機会ある時に通いたいです。
7月は2泊したので、ランチでお蕎麦も食べたんでした。
鶴の湯系列は、水沢温泉郷の駒ヶ岳温泉や田沢湖駅前で、「そば五郎」というお蕎麦屋さんをやっていて、多分それと同じお蕎麦です。
このお蕎麦が夕食で出る駒ヶ岳温泉についても、次に紹介したいと思っています。