ピーナッツくんに会いに「森、道、市場2023」に行ったら般若にも食らった

なんのために 生まれて 
なにをして 生きるのか

4月から働き始めた私にクリティカルな歌詞ですが、ここ最近の生きる原動力は「森、道、市場2023」でした。特にGWが明けてからは5月28日を糧に日々を送っていました。こうした短期的な目標を設置することが社会人として生きていくための術なのかもしれません。

前日

ということで、森道市場に行ってきました。金曜の仕事が終わってから夜行バスに乗り、土曜の早朝には名古屋に到着。土曜は一日名古屋市内を観光しました。

初名古屋モーニング
根尾 VS 来田が熱かった


4000円の大贅沢



聖地巡礼



店員の接客が気持ちよかった


浴場にサウナ用のタオルがたくさん用意されてて便利


フェス当日

名古屋市を満喫した翌日、いざ森道市場へ。

もうなんでもありだな
楽しそう

ホテルでゆっくりしてしまったせいもあり、Watsonを見たかったのですが間に合わず。行きの電車の中で曲を聴いてたのに。
そこから移動するのも大変だったので、その場の出店を見て回って時間をつぶし、次のSkaaiのライブを遠目から眺めました。一曲聞いたことがあるやつがあって得した気持ちになりました。

Skaaiのライブが終わってからは会場を歩いて回りました。歩く途中ですれ違う人たちがハイネケンの瓶をもっていて、私も飲みたいと思って探しに探したのですが見つからず。。。適当なビールと水餃子を食べながら「棍棒飛ばし」という謎の催しを見て、ピーナッツくんの出番を待っていました。
長い棒を叩いて飛ばした飛距離を争うのですが、思っているよりも派手に飛んだりするので見てて楽しかったです。

ピーナッツくん

4時頃にサンドステージに行くとすでに観客が大量に集まっていて、観戦場所は少し後ろの方になってしまいました。もったいないことをしたなぁと今では思います。

ライブ開始30分前にもかかわらずこの観客量


待機していると予定時間よりも前にピーナッツくんが登場し、Roomrunnerを歌い始めました。開始時間は結構臨機応変なんだなぁと思いながら楽しんでいたのですが、曲が終わると「リハだよ」と言うピーナッツくん。リハでも結構しっかり歌うんだとびっくりしました。

一度はけてから再度登場し本番がスタート。ライブのセトリや様子はTwitterに動画等があるので、特に良かった・印象に残った曲などについて書いていきたいと思います。

パペット可愛い

peanut phenomenon

初めて生で体験することが出来たのですが、やっぱり盛り上がりがすごい。イヤホンで聴いているだけでも良かったのに、生で体験するとそれ以上に楽しくなれる曲でした。「4」や「腹から声出せ」などの声出しパートや祭囃子パートなど、わかりやすくみんなで盛り上がれる要素がふんだんでライブにぴったりだと思います。私がライブに参加するときは毎回やってほしい曲。

おやすみグッナイ

これは本当に予想外の曲。初めてやったんじゃないかってくらいライブで歌ってるイメージがない。何が良かったかというと、チャンチョ曲を歌ったことが本当に沁みた。戦略的撤退をしようとも、私はいつまでもピーナッツくんのアニメとそのキャラクターたちが大好きなので、大きな舞台でチャンチョが歌ったという事実に本当に感動しました。
なお、Twitterの有識者によって、SuchmosネタのMCをやりたいがためにねじ込んだ可能性が浮上した模様。


ツインターボ(仮)

新曲。この日一番印象に残っているのはこの曲ですね。ステージングがとにかくすごかった。着ぐるみであそこまで動けるのかと衝撃を受けました。生身の人間と比べて、客に訴えかけるようなステージングがしづらいという点で弱点だったと思うのですが、着ぐるみパフォーマーとしてさらに進化してくるとは思わなんだ。最近ちょくちょく踊りの動画が上がってましけどそれが布石だったんですね。「変な動きマスターだピーナッツ」のとこの仁王立ちと後ろ向きで連続ジャンプしてるとこ、リズムに合わせて頬っぺを叩いてるところが大好き。

ペットボトルロケット

野外フェス×PetbottleRocket=神。本当にロケーションが最高でしたね。極端にステージに近くなかったのでピーナッツくんと空を同時に見ることが出来たのが本当に良くて、自然と空に目がいってしまいました。願わくば快晴の時に聞きたかった。当日は曇っていて、ライブ的に快晴より涼しくて良かったのですが、雲がなかったらもっと気持ちいいだろうなぁと思わずにはいられません。今後に期待です。

Drippin' Life

やはりこの曲は外せないですね。最初に作った曲なだけあってピーナッツくんのスタンスの全てがリリックに詰まっているようです。それを生で聞くと無条件で涙が出てくる、そんな体になりました。なりましたというかだいぶ前からそんな状態です。バーチャフリークでのシャウト、あの時からさらに努力を重ねて森道市場のステージに立ってシャウトしているのを見てしまったらもう泣くしかないでしょう。

その他

こんな感じですね。あと細かいところだと、幽体離脱をピーナッツくんも歌ったおかげで、チャンチョ×ぽんぽこ×ピーナッツくんっていう無敵の曲を聴けて良かったっていうのと笑うピーナッツくんでばちばちな部分も見れたってのが良かったです。
セトリあげてる人によると約45分で全13曲、着ぐるみで歌って動きまくって、今振り返っても本当に意味わからないくらいすごいパフォーマンスでしたね。途中途中のMCで息遣いが聞こえてきましたけど、本当にしんどそうでした。

ライブが終わって写真を撮りたいと思い、一人で来ている方を探したのですが、なかなか見つかりませんでした。ほとんどが早々にステージを離れてしまい、残っているのは誰かと喋っている人がほとんどだったからです。ステージ近くでうろうろしていると、一人で立っているピーナッツくんのTシャツを着た方を見つけ、ここしかないと思って声をかけ、写真を撮ってもらいました。ありがとうございました。

プリントされたピーナッツくんを強調したかったのだが、
明らかに失敗している図

般若

本来はピーナッツくんが終わった段階で帰る予定でした。が、気が変わって同じステージで次にやる般若まで見ることに。結果的に、この選択をした自分をほめたいです。般若はフリースタイルダンジョンのラスボスをやってたくらいの認識しかなかったのですが、見て良かったと本当に思いました。
リハもなくぬるっと登場し、一言挨拶をした程度でライブがスタート。正直、曲は最初と最後の曲しか知らなかったです。でも、曲やステージングから伝わってくる熱さがすごかった。全然知らなくても滅茶苦茶食らいました。そして、さらに熱かったのが途中のMCでピーナッツくんの名前が出たところです。しかも二回。あの時の興奮はまじでやばかった。

また、webnokusoyaroという私の好きなラッパーがいるのですが、般若からwebkusoみをとても強く感じました。実際はwebkusoが般若に影響を受けてるのだと思うのですが、そのつながりを感じることが出来たのも見て良かったと思った理由です。webkusoの「超宇宙意思」はこの曲に影響を受けてなと断言できるくらい似ている曲もやってましたね。あれはなんて曲なんだろう。

感想としてはありがとう般若といった感じなのですが、ライブの途中から意識していたことがありました。それは、近くにいたピーナッツくんのTシャツを着たソロ参戦の方の存在です。
私は、こうした現場で全く知らないおともナッツと話す機会が今までほとんどありませんでした。ウォクスタの東京公演で隣に立っていた方に話しかけたことがあるくらいで、イベントに参加しても基本的には誰とも喋ることなく帰ってから後悔をするのが様式美。そこで今回は話しかけることに。
般若のライブが終わって立ち去ろうとするおともナッツ。声を掛けるか掛けないか、葛藤しながら私は彼の後ろを取りました。ここで声を掛けたら突然すぎるかもしれない、喋りたくないかも、引かれるかもなど色々考えました。が、声を掛けました。
突然だったにもかかわらずそのおともナッツは優しく対応してくれて、少しの間でしたが、会話することが出来ました。般若がピーナッツくんについて触れていたことについて、一緒に盛り上がれたことが特に最高でした。自己満足ですが声を掛けて良かったと思います。

総括

森道市場2023、とても楽しかったです。実際に現場に行くと音楽という言葉の意味が良く分かります。私は曲の歌詞にばかり注目しがちですが、こうしたフェスに行くことで、全身で音を楽しむことの魅力を再認識することが出来ました。また、遊園地や海、出店、サウナ、キャンプサイト、棍棒飛ばしなど、音楽が中心にありつつもそれだけではない「森、道、市場」の楽しさがたくさんありました。




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