耐えられなくなったアラサー社会人が家出したってのはもう1年以上も前の話でな。

noteを1年以上放置してしまった。
記事一覧を見ると、衝撃的なタイトル。これを見て思ったことは、「世に出そう」供養です。中途半端なところで終わっているものの、わたしでも何を書こうとしていたか覚えていない。だから、できているところまで投稿する。

耐えられなくなったアラサー社会人が家出した

なかなか情報量の多いタイトルとなったこと、前回「ここに書いた好きなものから書いていくかなあ」とぼやいたにも関わらずまったく関係のなさそうな話が始まること、先にお詫び申し上げます。
でも!!!週末、初めての試みをしたのです!それが「近場のホテルに何も用事がない状況で泊まってみる」です!

そもそも、アラサー社会人が家出という文字が並んでいるだけで痛々しい。このタイトルだけ見ると、かなり身勝手な行動を取っているようにも聞こえる。さて、今回なぜ私がこのようなことになったのか。それは「自宅にいたくないから」である。…十分痛々しい理由ではある。しかし、待ってほしい。私は誰かと共同生活を送っているわけではなく、一人暮らしだ。…尚更、家出する理由が見つからない。

一人暮らしは気ままだ。食事や入浴、起床や就寝の時間に気を使うこともないし、誰かの機嫌を伺ったり直したりする必要だってない。しかし、自由かと言われればそういうわけでもない。社会に出てある程度世の中の流れに沿った生活をしている限り、最低限の衛生と健康的な生活は必要だ。そのためには、仕事の時間までに逆算して身だしなみを整えたり、食事をとったりしなければならないし、前日の夜には翌日の仕事に影響が出ないために十分な睡眠を取れるよう、就寝時間も考えて夜を過ごさなければならない。自分一人だけとはいえ、なかなか頭を使う毎日だ。本当に自由なのは休みの前夜だ。世間でいう「華金」。休みの前の日ほど楽しい夜はないと思う。

そんなわけで、気ままに独り暮らしをしているとはいえ、考えることはたくさんあるし、仕事用の鞄が目に入った時には瞬く間に週初めのTO DOリストが出来上がり、憂鬱になるのだ。

そこで、「もう自宅から逃げよう」という結論に至る。家出だ。何も考えずに過ごしたい。熱いお茶でも飲みながら本が読みたい。(実際にこの場面を見た妹からは「おばあちゃんかよ」と突っ込まれた)そう思った私は、某旅行向け検索サイトで近場のホテルを探すこととなる。幸い、今はGO TOキャンペーンなるものをやっている世の中だ。普段より3割引きで宿泊ができる。ビジネスホテルも考えたが、せっかくだったら少しでも部屋に空白がある部屋でのんびり過ごしたい。適当なホテルを探し、一晩を過ごした。

結果から言うと、最高だった。何にも縛られずに好きなことをし、いい匂いのアメニティーを使い、夜はぐっすり眠った。朝はアラームなしですっきりと目覚めた。そのホテルが布団にもこだわっていると言っていたことを思い出す。レイトチェックアウトだったため、近場とはいえせっかく街に出てきたからどこかでモーニングでも食べようかと思い、ゆっくりコーヒーを飲みながら長居できそうなカフェを探した。そんな朝だった。自宅で休暇を過ごしていてもそんな朝は来ない。なぜなら山積みになった洗濯物や出しっぱなしにしたままの物で溢れかえったテーブルが嫌でも目に入るからだ。

チェックインは、夕方6時。自宅からは公共交通機関を使って30分ほどの場所だ。エレベーターが、ルームキーをかざさないと使えないタイプのもので、「このエレベーターって9階には行かないのですか?」と、話を聞いていないのがバレバレの質問もして、ようやく部屋に入れた。とりあえず、地域クーポンももらえたので近くのコンビニで食料調達。今思い出しましたが、飲むヨーグルトとマカロンを冷蔵庫に入れっぱなしにして帰ってきてしまいました…。

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ここまでです。マカロンと飲むヨーグルト、ホテルに忘れてきてたんかい…

この日のことは、よーく覚えています。もう、全部から逃げ出したくなった日だった。自宅にさえいたくなくて、でも誰とも接触したくなくて。

結果、プチ・非現実的を体験できてよかったです。部屋食とかできたらもっと非現実的だったのかも。次の参考にしよう。マカロンと飲むヨーグルト、惜しいことしたな…

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