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1号エンジニアがイベントでピッチしてきたので振り返る

株式会社ジェイタマズの田代です。エンジニアです。

2023年3月3日に福岡銀行さんと株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズさんが主催する『X-Tech Meet up』というイベントに参加してきました。

このイベントはスタートアップと福岡銀行さんと取引のある地場企業の接点創出を目的とされていまして、今回は北九州を拠点に持つ企業を対象に開催されました。

弊社はそのイベントに登壇する側としてお声がけいただきまして、社長の小池が参加できない&私が北九州在住ということもありジェイタマズを代表して参加させてもらいました。

なぜエンジニアなのにピッチするのか

弊社代表の小池が参加できないということで、今回のイベントが北九州で開催されるということもありお声がけいただきました。

「将来的には自分でプロダクトを作りたい」「開発以外のこともやっていきたい」という話は入社以前からしていまして、そうした背景もあって私に登壇の打診をしてもらったのかなと思います。

もちろん強制みたいなことは一切なく、「田代さんにとってポジティブな機会になるのであれば!」ということで、私としては願ってもない機会なので、超ポジティブな感じで参加を決めました!

開発だけするよりも、プロダクトの成長・成功に貢献できることは前向きにガンガンやっていきたいので、断る理由もなかったです。
やれることはなんでもやっていこう精神です。

初ピッチ登壇までにやったこと

今回のイベントは北九州地場の企業向けということもあり、内容を決めるにあたって方向性を決めるところから始めました。
OPTEMOはインサイドセールス向けSaaSというポジションで展開しています。

しかし非IT系も多い今回のイベントではそのままの説明では刺さりにくいだろうということで、「Webサイトを企業と顧客のコミュニケーションの場に変える」という訴求の仕方としました。

その上で話す内容の詳細や資料作成に取り組み始めたのですが、私自身がこうしたイベントに参加するのは完全に初めてだったこと、また開発も並行しながらの準備だったこともあり、代表の小池の過去のピッチ大会のものを参考にしました。

話の展開やコアな部分は変わらないので、それをベースに構成できたのは時間制限もあったのでとても助かりました。。
もちろん話す内容は自分の言葉にすることは意識しましたが、そこにしっかり時間を割けたのは心の余裕としてもとても大きかったです。
話す内容を考える上で個人的に重視したのは、参加企業の調査です。
今回は弊社含め10社がピッチした後に、地場企業と交流会をするという流れでした。

そのため、当たり前の話にはなるのですが「ピッチは全体を意識して、交流会で個にフォーカスする」を意識して、いかに交流会で多くの企業様に興味を持ってもらえるかを意識した内容にしました。(結果的にこの方針は功を奏したのか、交流会では10社以上の企業様とお話しする機会をいただけました。)

50社近い企業様が参加されていましたが、全ての参加企業のWebサイトを隅々確認することはもちろん、上場企業であれば決算資料や中期経営計画などIR関連の資料にも目を通し、資料作りを進めました。
そのため、内容自体は過去の弊社のピッチに比べてもターゲットは広めな感じになっていたかと思います。

代表の小池には、登壇用資料のブラッシュアップにも相当お手伝いいただき、私のダサ資料がみるみる良い感じになっていくのを見て改めて自分のセンス・知識のなさを実感しました…

内容を固めた後は、あとはひたすら話す内容の詳細と資料のブラッシュアップです。
イベント開催週はコードレビュー以外はほぼこのイベントのために時間を割かせてもらっていました。

エンジニアでありながら、ほぼほぼ開発をしないという変な状態でしたが、PdM含め、メンバーの方には迷惑かけたかと思いますが、とても後押ししてもらいました。

当日までにやったことを整理しておきます。

  1. ピッチの内容・資料のブラッシュアップはできる限り

  2. 参加企業の調査。確認できるレベルのものは全てみて、活用方法までイメージしておく

  3. スマホにピッチ資料を入れて、歩きながら練習して頭に入れる。当日は朝1時間くらい外を歩きながらブツブツ言ってました。

  4. 目安時間7分ピッタリで話す音声を録り、シャドーイングの感覚で練習

しっかり準備して、やれるだけ練習する。結局それだけですね!

イベント当日

イベント開始時刻は15時だったのですが、資料の投影確認もあり早めに会場入りしました。

資料の投影確認自体はすぐに終わったので、あとは基本的にずっと話す内容の確認をしていました。

他の登壇企業の方も早めに揃っていたのですが、小心者なのでイベント前に自分から名刺交換にいくなんてこともゼロでしたね…(社会人的にはアウト)
席が前後で、お声掛けいただいたレボーンの松岡さんには本当に感謝です。

行員関係の方も含めると150人前後くらいの前でピッチさせてもらいました。
保育園の発表会で恥ずかしさのあまりステージから小道具を祖父に投げつけるという奇行をやらかして以降、人前に立って話すのは非常に苦手意識があったのですが、噛みつつもなんとか最後まで話切ることができました。

交流会では、正直想定以上の企業様にお声がけいただけました。
参加企業一覧を見た時には、製造業など非IT系の企業がほとんどだったこともあり、なかなか難しいのかなという想定でした。
でも蓋を開けてみれば、交流会開始から終了までの約1時間半の間、ほぼ途切れることなく話をさせていただいていました。

多めに入れていた名刺も早々になくなり、あくまで念の為にともってきていた予備の名刺を補充するために一旦離席するくらい、多くの方とお話しさせていただきました。

中にはピッチの最中にすでに社内向けに弊社のOPTEMOを紹介していただいていた企業もあり、大変好評いただいていたのではと思います!

当日の反省をあげると、

  1. アクティブに動く。早めに挨拶だけでもやっておくべき。

  2. 名刺は多めに持っておく。

登壇企業の場合は交流会ではなかなか時間も取れないですし、イベント前は忙しいとは思いつつも早めに挨拶しておくべきだったかなと思います。
名刺については、なくなるとせっかくの機会も逃してしまうので余裕持って手元に置いておくべきでした。数自体は相当持っていっていたのですが、取りに行く時間など無駄にしてしまったので、その点は反省です。

イベント後

イベント後は社長含めビジネスサイドに成果を共有しつつ、一社一社しっかりとお話しさせていただくこともできたので、名刺交換させていただいた全ての方にサンクスメールを送らせてもらいました。
私自身コピペが嫌いですし、会社としても「ちゃんとやる」という文化なので、時間はかかってしまいましたが一人一人内容を変えて送らせてもらいました。

これまでの経歴的にもビジネスメール自体送ることが滅多になく、サンクスメールを書くということ自体も貴重なビジネス経験でした。
参加にあたり、スケジュール調整やピッチ練習にも相当協力してもらった弊社メンバーにもとても感謝です!ありがとうございました!

この記事執筆時点でイベントから1週間以上経ってしまっていますが、現時点で複数の企業様と商談の機会もいただくことができており、個人的だけでなく会社としても非常に有意義な機会になりました。
またこうした機会があれば、ぜひ参加させてもらいたいです!

絶賛採用中

ジェイタマズでは全方位で採用に力を入れています!エンジニアはもちろんですが、ビジネスサイドも募集しています!
話を聞いてみるだけでもOKなので、カジュアルに是非お話させていただけると嬉しいです!
興味持った方は私の Twitter のほうにに連絡いただくか、以下のURLにアクセスしてもらえれば日中であればその場で簡単にお話しすることも可能です!

ちょっと話を聞いてみたいという軽めな感じでも大歓迎なので、ぜひお願いします


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