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ヨーロッパと日本の列車何が違うの?

列車の種類

ヨーロッパの列車は大きく分けて3つに分かれています。まずは『絶景列車』ということで車窓からの景色を楽しむということで代表的な列車としてはスイスの氷河特急、別名世界で一番遅い特急列車ともいわれています。時速は約35kmと普通列車よりも遅いです。次は『高速列車』というタイプになります。一言でいうと新幹線の事ですね。日本人の方も聞いたことがあるかもしれませんがユーロスター(イギリス)、TGV(フランス)が代表的な列車名です。最後に『寝台列車』です。ここ最近各国では『高速列車』の開発が進んでいるために寝台列車自体が激減しています。今現在人気のある路線を2本ご紹介したいと思います。まずはフランスのパリからイタリアのミラノ、ベネチアを結んでいるセロという名前の寝台列車です。この路線は観光客に絶大な人気があります。特に学生さんやハネムーンの方におすすめです。もう一つはフィンランドのヘルシンキからロヴァニエミを結ぶサンタクロースエクスプレスが有名です。何といっても名前がおしゃれです。この列車の特徴としては、秋から春にかけての期間限定で、夜移動中に運が良ければなんとオーロラを見ることができます。列車は移動手段でありながら最高の思い出が作ることができます。

日本の違い

まずは駅には改札がありませんので、誰でもホームに入ることができます。列車が動き出した後に車掌さんが検札に来ます。次に定刻発着は稀です。日本の列車では1分遅延しただけでも構内でアナウンスが流れますが、ヨーロッパの場合は、遅延しても放送がありませんので少し不安になってしまうかもしれません。駅のゲートは出発する5~10分前に電光掲示板に表示されます。発着のアナウンスももちろんありません。列車のチケットは現地の窓口で購入する場合1~2時間待つことも多々あります。自販機は現地に方には便利ですが、観光客の方は事前に日本の旅行会社で購入されることがおすすめです。切符の金額は現地の方がもちろん安いですが、メリットとしては事前に購入する場合は窓口で並ぶ時間がセーブできますので、その分、ヨーロッパの都市で観光やショッピングに時間を充ててみるのもいいでしょう。

あると便利なもの

車内でおいしいパンやピザなど食べた時にあるとうれしいもの一番はウエットティッシュです。海外でウエットティッシュはなかなか手に入りにくいので、事前にお持ちいただくことをお勧めします。そして、ボールペンもぜひぜひお持ちください。普段なかなか手紙を書く機会が減っている中、絵ハガキなどを列車の中で書くのもいいでしょう。個人的には、お気に入りのミュージックを車窓から眺めながら何気なく聞いていたものを日本に帰国してから再びミュージックを聞くとヨーロッパの懐かしい車窓からの風景を思い出すことができると思います。ヨーロッパに行かれる際はお忘れずに。

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