見出し画像

地域スポーツコミッション協議会in金沢が開催されました

11月17日・18日の二日間、金沢市を舞台に全国の地域スポーツコミッション(以下、SC)関係者が集う「地域スポーツコミッション協議会」が令和5年度スポーツ庁「地域スポーツコミッション基盤人材育成サポート事業」の一環で初開催されました。

協議会1日目 金沢文化SCの取組について発表する越村副代表

この取り組みは、SC自身がホスト役となり、有力なSCの取組を現地で見聞きしながら、全国のSC同士のネットワーキングを行うことで、学びながら関係構築を目指す機会としています。

さて、今回なぜ金沢での開催なのか。
それは、2019年に遡ります。金沢文化SCの設立1年目のことです。

例年、JSTAが先進的なスポーツツーリズムを実践する地域と共に共催している「スポーツツーリズム・コンベンション」を金沢で開催しました。
通常は、コンベンションの実施のみですが、金沢文化SCの力強い誘致の結果、スポーツ庁・文化庁・観光庁の3庁が連携する(当時)「スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」の初地方開催とコンベンションの併催が実現。
当時、地元ニュースでも大きく取り上げられ、金沢文化SCの名が広まるキッカケとなりました。

<当時のチラシ>
現在のシンポジウムは、3庁に環境省を加えた4省庁となり継続しています

以降、金沢では、独自のおもてなしを展開し、全国・県レベル等の様々なスポーツ大会の誘致に成功。全国を代表するSCの一つとなり、今に至ります。

JSTAは、金沢文化SC発足時から間近で金沢の行動力や実行力を見てきたからこそ、ホスト役のお声掛けに至りました。

今回の協議会では、誘致した全国大会の会場で金沢文化SCがどんな取り組みをしているかを実際に見て頂くため、大会が開催される日程に合わせて、スケジュールが組まれました。

大会のおもてなし① スポーツ大会で来られた選手を食でバックアップする合宿弁当
スポーツ栄養士監修で選手に嬉しいボリュームと金沢らしい上品な味付けで大満足
大会のおもてなし② 伝統工芸などの地元団体と連携し、金沢のお土産がつくれる体験会
視察のための特別な設えではなく、普段の大会でもこのようなイベントを実施
大会のおもてなし③ 金沢の景色を背景に出来るフォトスポット
折角金沢に来ても大会終了後すぐに移動しなければならない選手に好評!

今回は、子どもから大人まで参加するキンボールの大会でしたが、
・年配層が多い大会=観光も合わせて楽しんでくれる→お土産クーポン付きの周遊ガイドブックを配布
・小学生の大会=保護者も同伴で大人数で来沢してくれる→車の来場者が多い、会場内や周辺で体験会やキッチンカーを用意
など、どのような来場者層かによって、おもてなしの内容を変えているそうです。

モルックにみんな真剣!各チームから歓声が起こっていました

協議会2日目、大会視察と共に体育館の一角で、全国の地域SC皆さんとモルック体験会を行いました。座学や名刺交換だけでなく、レクリエーションを盛り込んで頂いたことで、参加者同士の一体感が生まれ、皆さん笑顔が溢れていました!
金沢での思い出が刻まれた二日間となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?