「肩コリ」と「猫背」の関係
おはようございます。
昨日の記事では、「肩コリ」で、筋肉が硬くなると、拮抗する筋肉が弱くなる、可能性を書かせて頂きました。
本日は、「肩コリ」と「猫背」の関係についてです。
結論から申し上げると、「肩コリ」と「猫背」は、凄く相性がいいです。
ただし、ネガティブな相性です・・・
これについて、分解して説明します。
肩コリと感じるのは、大体、上部僧帽筋(肩から首の付け根)です。
上部僧帽筋は、肩をすくめる動作が得意です。
そして、猫背の姿勢ですが、肩をすくめる姿勢と同じなので、上部僧帽筋が緊張した状態です。
その姿勢が、長く続けば、その姿勢で身体はクセがついてしまい、いわゆる猫背になってしまいます。
猫背は、背中が丸くなった状態ですが、その時に、真っ先に弱くなる筋肉は下部僧帽筋(肩甲骨のすぐしたあたり)です。
背中の真ん中辺りにある筋肉で、肩を下げる動作を担当しています。
つまり、肩をすくめる動作と逆の動き、肩を引き下げる動きが得意です。
と、いう事は?
下部僧帽筋が働きやすい身体の状態にすれば、猫背にはなりにくく、肩コリも軽減する可能性があります。
て、言うか、肩を意識的に下げたまま、猫背は作れません。
動きのコツとしては、「背中で肩甲骨を寄せて肩を下げる」
「胸を張って肩を下げる」でもいいです。
この動きです。
肩コリがひどく、コリ硬まっている人は、この動きをするだけで、肩の筋肉が凄く引っ張られている感覚が分かると思います。
普段から、意識的に背中で肩甲骨を寄せて、更に肩を、下に下げる動きを試してみて下さい。
ちなみに、下部僧帽筋(肩甲骨の下)は、腰とも連動して仲良く働く筋肉です。
次回は、腰との関係を書きたいと思います。
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