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キャンプ場の実情 その⑤


はじめに

こんにちは。とあるキャンプ場スタッフです。
皆さん、キャンプ行ってますか?noteの記事やSNSを見ると、寒い時期でもキャンプに行かれる方って多いですよね。数年前より格段に増えた印象があります。キャンプギアも高性能なものが増えたので、寒い時期でもやりやすくなりましたし、冬でもオープンしているキャンプ場も多くなりましたね。
では今回は「冬キャンプあるある」を書いてみようと思います。

どうすれば寒くないのか

冬のキャンプに行かれる時、皆さんは暖房器具は何を持っていかれますか?
薪ストーブ?灯油ストーブ?湯たんぽ?挙げればキリがありませんね。
やめときます。
何を持っていってもいいと思うのですが、寒いもんは寒いです(笑)
だって冬ですから。それを楽しみに行ってるという方もいますよね。
ただあまりに寒いと楽しめないのも事実です。僕が思うこれが寒さを和らげるポイントだとするのは3点です。

  1. 地面からの寒さを防ぐ

  2. すき間風の対策

  3. 温かいものを身体に入れる

はい、非常に簡単なことでした、すいません💦皆さんご存じのことですね
特に1の地面からの寒さを防ぐに関しては、寝る時に重要ですよね。
僕はかなり前ですけど、春キャンプに行ってマットを忘れてしまっていて「まぁ春だしいけるでしょ」とシュラフだけで寝ようとし、寒すぎて一睡も出来なかった経験があります。寝れないのってキツイですよね。さすがに
気合では寝れません。。。
今はインフレーターマットやコットなど使ってます。あとテントのグランドシートも使うんですけど、厚手の養生シートもいいですよね。大きさも色々あるし、畳んで重ねて使えば分厚くなるし。テントも汚れなくて済みます。

これはやめましょう その①

冬にキャンプ場であるあるなことをいくつか紹介しますね。

薪ストーブは僕も冬キャンプで使います。暖もとれるし調理にも使えて便利です。
当然、燃料は薪になるわけですが、朝起きた時に寒いから薪ストーブに火を入れたい!!ですねよ。ということで朝から薪割り開始。。。。

いやいや、周りはまだ寝てるかもしれませんよ。ていうか寝てます💦
薪割りの音って相当響くんですよ。分かります?
分かってたらしませんよね(笑)
まぁこれは冬に限らないかもしれませんけどね。

貸切ではない限りキャンプ場は共同使用の場になります。周りへの配慮は忘れないでほしいです。

これはやめましょう その②

上記にも書きましたが、身体に温かいものを入れるのは非常に有効だと思います。ただ、以前にこんな事がありました。
グループでキャンプに来られていた(15名くらいの)方々が、朝に僕の所に来て「これ、余ったんですけどどうしたらいいですか?」と大鍋いっぱいの具材を持ってこられました。。。。いやいや、食べられる量ぐらい計算しましょうよって話です。思わず「食べて帰ったらいいんじゃないですか!!」って言いそうになりました💦
結局そのグループは全部残飯として捨てて帰られました。まず食材がもったいないですし、それにキャンプ場は何でも捨てられるゴミセンターではないんですよ。キャンプ場は山にあるから処理も大変なんです。これ、分かってない方多いです。

おわりに

今回は冬キャンプについて書かせていただきました。僕は基本的にキャンプは「不便を自分の工夫でいかに快適にするか」だと思ってます。それは高いギアを揃えたり、何でもかんでも家から持ってきたりすることとは違うと考えています。だって家と同じ快適空間にしたいなら、家に居ればいいじゃないですか(笑)わざわざ外に行かなくても。
少しくらい「不便さ」を楽しむ余裕があったらいいですね。


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