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【歩き遍路】傾向と対策 [準備] 『七日で一県 楽しく歩く四国遍路』

小野庄一『七日で一県 楽しく歩く四国遍路』朝日新聞社

楽しく歩く四国遍路

四国の一国を一週間で、鉄道、バス、タクシーなどを使って効率よく回るためのガイド。一日の歩行距離は20km以内、歩いて楽しい道は極力歩く、宿泊宿も指定。

例えば、徳島県はこんな感じだ。

1日目は1番から6番まで、6番安楽寺宿坊に宿泊。
2日目は7番から10番切幡寺へ歩き、10番から11番藤井寺までの10kmをタクシーでワープ。午後から12番焼山寺へのへんろ転がしを登り始め、3時間歩いた柳水庵でお迎えの車で宿へ。
3日目は宿から前日の柳水庵まで送ってもらって歩き再開、焼山寺を打ってから神山温泉に下って宿泊。
4日目は10kmをバスで広野まで出て、歩きで建治寺を経て17番井戸寺まで、その後バスか鉄道で徳島市に出て市内で宿泊。

とこういう感じだ。タクシーはどうよ、と思わなくもなかったけど、電車やバスを駆使するこのやり方はあるなと思った。実際歩き始めてみて、高松市、徳島市などの都市部をスルーする、退屈で長い雨の国道などをパスする、日が暮れて宿に間に合いそうもない時など、このやり方は役に立った。

交通系お遍路の指南書だ。

小野庄一『七日で一県 楽しく歩く四国遍路』朝日新聞社


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