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【歩き遍路】傾向と対策 [準備] 『四国八十八ヶ所つなぎ遍路』

家田荘子 『四国八十八ヶ所つなぎ遍路』 KKベストセラーズ

ノンフィクション作家で真言宗の僧侶でもある著者のお遍路案内。ガイドブックとしては役に立たないが、札所やへんろ道は詳しく書いてあって、お遍路に行く前にはお遍路の状況や道路がよく分かる。『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図帳を繰りながら読むとよい。また帰ってきてから読むと、ああ、こんな所もあったとなつかしく感じるだろう。

四国八十八ヶ所つなぎ遍路

特筆すべきは、著者が僧侶であるため札所やへんろ道での作法、心得について詳しく書いてあることだ。この書を事前に読んでおくだけで札所に於ける心得を感得出来る。さらに行きたいという気持ちがふつふつと湧いてくる。事前、事後共におすすめ出来る書だ。


家田荘子 四国八十八ヶ所つなぎ遍路


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