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フィリピン人に学んだ「今を生きる」ということ

こんにちは。

マサです。

夏休みにボランティア活動をしに、2週間フィリピンにチームで行ってきました。主に集合住宅の建設のお手伝いをしてきたのですが、現地の人に教えてもらいながら作業を行なっていました。その中でコミュニケーションを続けていくと、フィリピン人の素敵な人間性が見えてきました。それについて今日は書きたいと思います。

あなたは数十年後の自分を想像することはあるでしょうか。どんな風に働いているのか、家族はできているのか、はたまた老後をどう過ごすかなど。ついつい先のことを考えてしまう人もいるのではないでしょうか。

フィリピンの人はどうかと言うと、「今」を生きています。そして、今を楽しんでいます。僕が最初に建設現場に行った時緊張していたので、黙々と作業を進めていたので「悲しいのか」と聞かれました。「もっと笑顔でいこう!」と。そう言うと、僕を元気付けるために歌を歌ってくれた。その時の曲は「We are the world」でした。楽しそうに合唱する姿を見て、僕も自然と笑顔になり、口ずさんでいました。そのときやっていたのは、ひたすら「石を運ぶ」という単純作業でしたが本当に楽しかったです。

フィリピンの人はよく歌います。スーパーの店員もレジ打ちながら鼻歌を歌ってました笑

そして、よくハイタッチします。また、知らない人でも目が合ったら眉をピッと上げて、反応してくれる。面白いです。

フィリピン人は常に幸せそうなのです。僕が行ったところはフィリピンの中でも田舎でしたが、みんな楽しそうに生きています。そして、心が広く、優しい。

それは、フィリピンの人は今の生活に満足しているからだと思います。変な言い方をするかもしれませんが向上心がない、ということ。これは重要な部分だと思っています。日本は「豊か」であっても、幸せの度合いは低いと思います。日本では豊かになっても「もっと、もっと」とさらなる便利さ、豊かさを求めます。これは今に満足していないから向上心が生まれている、ということではないでしょうか。だからこそ発展してきているのだと思いますが、幸せに生きるにはまず今に目を向け、そして、感謝するべきなのです。

心理学的には「幸せになりたい」と思う人ほど、幸せになれないのだそうです。

なぜか。

これは「幸せになりたい」と強く思うということは、「今現在は幸せじゃない」と思っているということだからです。今の状況に感謝しましょう。

そして、今を生きるためには自分の感情に素直に生きましょう。僕も最近その方が自分を苦しめないなと考えるようになりました。優しい人ほど、自分を抑えつけます。「やりたいことリスト」などよく作ってましたがそのリストを処理していく人生は面白くない、と。その時その時のやりたいことをやればいいじゃんって。だからこそ、自分の感情とか欲求に敏感になろうってことです。

そして、過去も同じ。過去の自分がこうだったから、なんて考えないこうと思います。人間はバラ色の未来を描き、過去は美化して栄光とする生き物です。


それは仕方ないですが、今を後先考えず今に目を向けること、今の状況に感謝することが幸福につながるのです。

あなたはすでに幸せなのです。

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