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Bucephalasで自転車部品の劣化状態を管理する

Bucephalasには、走行距離を目安として自転車部品の劣化状態を把握するための機能があります。パーツを使い始めてから4,800km走ったから、そろそろ交換かもしれない、といった判断をサポートするための機能です。

特徴

  • 自転車パーツ毎に、自転車本体とは別の距離計を使う事ができる。

  • パーツを取り付けてからの走行距離が、一定距離を超えたときに通知する事ができる。

  • 途中でパーツの使用をやめたときには距離計を一時停止させ、パーツの使用を再開したときに距離計も再開させることができる。

  • パーツ毎の覚え書きを記入することができる。

使用例

Fig. 1

「ブロンプトン」という名称の自転車のチェーンを交換した。Bucephalasでこの自転車のチェーンの情報を管理するのは初めてであるので、新たに「チェーン」という名称のパーツを登録した。登録直後であるから、走行距離は0mと表示される (Fig. 1)。

試走してみると、ひどく歯飛びすることがわかった。どうやら新品のチェーンと、使い込まれたリアスプロケットの相性が良くないらしい。リアスプロケットを使い始めてからの走行距離は4061.0kmで、交換目安の4800.0kmに達していないが、チェーンと併せて新品に交換してしまうことにした。

Fig. 2

リアスプロケットを新品に交換したので、走行距離計をリセットした (Fig. 2)。表示は0mに戻る (Fig. 3)。

Fig. 3

試走してみると、新品のリアスプロケットでは歯飛びが起きず、快適に走行できることが確認できた。

Fig. 4

メモ機能を使って、距離計をリセットする前の記録も残しておくことにした (Fig. 4)。


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