見出し画像

英語の発音は2ビートで


9月末、市の地区別授業で外国語(3年生 Let's Try!1 Unit5 第4時)「What do you like?」の研究授業を行いました。
4名が来校され、ビデオに撮り、後日20名弱でオンラインで事後検討会を行いました。

【1】
授業の流れは以下です。
1.単語及び、主活動のフレーズ練習(What 〇〇 do you like?/I like □□.)

2.本時のやり取りの練習。
A: Hello!
B: Hello!
A: What 〇〇 do you like? (〇〇:fruit  or  food  or  sport  or  animal)
B: I like □□.
A:(reaction) Bye!  (reaction: Thank you or I see or Good or Very good or Mee, too)
B: Bye!

3.やり取り
①児童の机を二重の箱型に配置し、一人とのやり取りが終わる度に外側の児童だけが一席ずつずれていく。
②内側の児童は質問のみ、外側の児童は答えのみを言う。1周回ったら、内と外を交代。
③コロナ対策で児童同士の間に机2個分を挟んだ。
④一方のフレーズだけをくり返すことで、苦手な児童も言えた。
⑤質問役の児童は名簿を持ち、友達の答えを書き込んだ。

4.予想と結果の照合
  児童は、自分が聞いてみたい事柄(fruit  or  food  or  sport  or  animal)の友達の答えベスト3を事前に予想していた。
  予想と合っていたかを確認。

5.授業の感想を数名が発表
  「リアクションが言えました。」「英語がスラスラ言えました。」「もっといろんなリアクションが言えるようになりたいです。」

6.最後に教師と児童でやり取り
  各事柄の質問を教師がし、児童が自分の好きな物を英語で答えた。


【2】
他校の先生方のコメントから学びました。

1.「英語の発音は2ビートで。」

西田は、
①   ②   ③   ④
What  〇〇  do you  like?
①   ②   ③
I    like   □□.
と、1拍に付きほぼ1単語で発音させました。

そうではなく、
①       ②
What 〇〇  do you like?
①            ②
I   like   □□.
のように、2拍で言い切る速さに慣れさせると良いとのことでした。
この方が、ネイティブの発音に近くなるので、聞き取りやすくなるため、将来の現実的な英語でのコミュニケーションにつながると教えていただきました。


2.「リアクションのジェスチャーはALTに聞くと良い。」

西田学級の児童が、 I see!の発話と同時に左手の平を上向きにし、グーした右手でポンとたたくジェスチャーをしました。
「なるほど!」を表現したのです。
それを褒めました。
それに対して、
「通常このジェスチャー(児童がした)は、I have an idea! を表す。I see.の時どんなジェスチャーをするのかALTに聞いてみても良い。」
とのコメントをいただきました。
こちらにも納得しました。


【3】
意識したのが、
フレーズを教え込むのではなく、絵で見て状況を理解させることです。(第2時)
ハンカチを選んでいる絵を見せ、
What color do you like?
と西田が尋ね、
I like red.
と英語アシスタントの先生が言われました。
これにより、児童は「何色が好き?って聞いてたんだな。」と自然に理解できます。

これからも、現実的な英語でのコミュニケーションにつながる楽しい授業を目指します。

画像1

◇◆楽しく何度も英語が話せるようになるのが、TOSS型英会話指導法です!◇◆
先行実践を学ぶなら ⇒ https://land.toss-online.com/
教材・資料集なら  ⇒ https://www.tiotoss.jp/
書籍で学ぶなら   ⇒ https://www.gakugeimirai.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?