サーフィンスキルアップ:テイクオフの腕の使い方を見直そう
アロハ、サーフィン上達第5ラボのたくです。
今回は、テイクオフのアームプッシュ(手でボードを押す動作)について、新しい視点からの改善法を皆さんと一緒に探っていきたいと思います。
見過ごされるエラーを認知する重要性
人間は重要でないことは認知しません。
これは『スコトーマ』と呼ばれています。
興味深いのは自分が重要と思っていてもスコトーマが働くことがあること。
家の鍵をかけたかどうか確証が持てないというのは典型的な例であり、誰もが一度は経験したことがあるでしょう。
言うまでもなく玄関を施錠することは大事なのに、私たち人間はそれを重要でないとして記憶しないのです。
これはサーフィン上達にも関係しています。特にアクションの練習をし始めるとテイクオフを振り返らなくなりがちです。
ということで、今回はぼくがあらためて改善に取り組んでいることをお伝えします。
今回ご紹介するのは、まだ検証段階の技術ですが、CTサーファーの動きと物理学・運動学の原理から導き出した興味深い方法です。
ぜひ楽しんで読んでもらえれば嬉しいです!
CTサーファーの動きから学ぶ
実際のCTサーファーの動きを見てみましょう。
プロサーファーのMacy-Jane Callaghanの動画を参考にします。
この動画で注目すべき点は以下の通りです:
テイクオフ時の腕の位置が体の近くにある
アームプッシュの動作が素早く、効率的に見える
上半身全体を使って力強くプッシュしている
新しいアームプッシュの考え方
ポイント:上腕骨を純粋な屈曲動作に近づける
上腕骨の屈曲動作は腕を前に出す動きです。
この方法のキーポイントは以下の通りです:
腕を体の近くに保つ
上腕骨の動きを屈曲に集中させる
力の方向を効率的に使う(脇を締める)
なぜこの方法が効果的かもしれないのか?
物理学的に考えると、力の方向が一定で、かつ体の中心線に近いほど、エネルギーのロスが少なくなります。『てこの原理』によるものです。
これは、テイクオフ時の爆発的な力の需要に適しています。
理論的根拠:壁押しの例
壁押しの例を考えてみましょう。壁がなければ腕立て伏せでも体感できます。
腕を横に広げて壁(o地面)を押す → 力が分散し、効率が悪い
腕を体の近くで曲げて押す → 力が集中し、効率が良い
この原理が、テイクオフのアームプッシュにも応用できる可能性があります。
実践方法(試験的)
テイクオフの準備姿勢で、脇をやや締める
腕を体の近くを通すようにしてボードを押し出す
上腕の動きを純粋な屈曲に近づける
実際に試してみましたが、この方法でテイクオフがスムーズになり、効率が上がったと感じました。
ただし、これはあくまで仮説段階の方法です。
皆さんも試してみて、感覚や効果を共有していただけると嬉しいです。
まとめ:常に進化を
この新しいアプローチが正解かどうかは、まだ分かりません。
しかし、CTサーファーの動きを分析し、科学的な視点を加えることで、新たな可能性が見えてきました。
サーフィンの技術は日々進化しています。私たちも常に学び、挑戦し続けることが大切です。
この記事を読んで、何か新しい発見や疑問が生まれたら、ぜひコメント欄で共有してください。
一緒にサーフィンの新たな可能性を探求していきましょう!
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