見出し画像

介助犬ペア認定はマイルストーン

みなさま大変ご無沙汰しております。
なんだかんだで記事が半年ぶり!という現実に手が震えて・・・はいませんが、驚きつつ「時間が経つのって一瞬だよね」とごまかしてもごまかしきれない男どうも遠藤です。

ラキくん

なんかあっさり新年度が始まりましたね・・・始まったどころか、もうすぐフェスタという新緑の長久手からお送りしております。
今回筆を執りましたのは、最近ちょいちょいご質問のある介助犬希望相談に関してです。
介助犬に関わりたい!という方や介助犬を通して支援がしたいという方々からの一番多い質問は
「日本介助犬協会の職員になるためには、どのような勉強をすれば良いですか?」
「将来、介助犬に関わるために何を学ぶのがいいでしょうか?」
です。
正直なところ、この協会に関わるまでに何も知識がなく、介助犬というワードを検索したら一番上に出てきたからという理由で、日本介助犬協会に応募した私が偉そうにこれが必要!とか言える立場ではないのですが・・・

ワカバちゃん

私はこのマガジンで介助犬トレーナーとしてコメントしているのですが、実は訓練担当だけでなく並行して希望者相談担当もやってます。
もしかするとトレーナーの期間よりも希望者担当の期間の方が長い(今まで一度も外れたことがないので)かもしれません。

そんな私が考える相談担当とは・・・
「社会福祉について知識と理解があり、資源(サービスなど含め)をよく知り、地域とユーザーペアがどのように共生して暮らしていくのかをコーディネートするお仕事」だと思ってます。
以前にもお話したことがあるかもしれませんが「地域で暮らすということは、地域と暮らすということ」地域とご本人をイメージしながら介助犬を通してつないでいくのがお仕事です。

ここまででピンとくる人もいるかもしれませんが、社会福祉士や地域コーディネーターが大変近いかもしれません。

マヤくん

日本介助犬協会の目標には「地域共生社会の実現」という文言が含まれており、ここに想いが詰まっていると思います。
犬の事だけならそれはトレーナーの範疇、そこから社会福祉と地域共生についてイメージし、その方がこれからどのように暮らしていくのか、どう生きていきたいのか、それには何が必要でどのように計画を立てるのか、そしてそこに介助犬や私たちスタッフに何が出来るか、さらには専門職や地域を巻き込んでどのようにコーディネートしていくのか・・・・
これが日本介助犬協会の介助犬相談です。

ですので相談をやりたいならば、医療・リハビリテーションとか地域支援の勉強をされた方がいいと思いますとお伝えしています。

プリンス君
ナルくん


今回のお話はあくまでも一例ですが、なんとなくでもイメージしやすくなったら大変うれしいです。
ではまたー

遠藤大輔

介助犬1組の育成には240万円~300万円ほど費用がかかります。 みなさまのご支援をよろしくお願いします!