3年ぶりに 「土木コレクション」を開催します!
土木広報センターです。
3年ぶりに、新宿駅西口広場に「ドボコレ」が帰ってきました!
今年の「土木コレクション2022」では3 年の充電期間を経て、河川から道路、鉄道まで、多岐にわたる魅力的なコンテンツを公開します。
土木コレクション2022を通して、土木の奥深さ、面白さを堪能していただければ幸いです。
また、期間中にご来場いただき、会場アンケートにお答えいただいた方限定で、ドボコレオリジナルグッズをプレゼントいたします!(数に限りがございますので予めご了承ください)
多くの方にご来場頂けることを楽しみにしています。スタッフ一同、会場にてお待ちしております。
展示内容
ZONE1 流域治水
展示内容の1つ目は、「流域治水」の展示です。
豪雨災害の激甚化で水害対策は待ったなし。河川の中だけでなく、流れ込むまでの流域とあふれた場合の氾濫域をも含めた総動員の治水対策やプロジェクトについて、図面や写真などで詳しく解説しています。これまで培ってきた川の施策を土台にどのような治水を展開しようとしているのか、感じ取っていただければ幸いです。
ZONE2 公共交通機関
展示内容の2つ目は、首都圏の移動に欠かせない「公共交通機関」の事業展示です。
2022年は鉄道開業150年、国鉄分割民営化から35年、首都高速道路開通60周年という節目の年です。鉄道や高速道路、地下鉄は市民の輸送手段として確立しただけでなく、沿線における生活圏、文化圏の形成に寄与してきました。これまでの建設事業について貴重な映像や図面、写真などで紹介します。
鉄道については、東北新幹線建設や東京駅改良のような過去の大規模工事から、渋谷駅改良などの近年におけるビッグプロジェクト、2022年2月に発災した福島県沖地震からの復旧などの映像を通じて、鉄道駅、橋りょう・高架橋の建設技術の歴史を感じてください。
道路については、初めて首都高が開通した際の貴重な工事映像から歴史を感じていただくとともに、これからも首都高が社会に貢献し続けていくための様々な取り組みについてもご覧ください。
ZONE3 東京 橋と土木展
展示内容の3つ目は、同時開催「東京 橋と土木展」です。
東京都建設局が、東京に架かる橋を通じて土木の意義や魅力を都民の皆様に知っていただくことを目的に開催します。
2011年の「東京の橋/パネル展」から通算10回目となる今回は、夜の隅田川を美しく彩る橋梁ライトアップのほか、河川施設や公園施設を加えた展示を行います。
開催概要
開催期間:2022年11月22日(火)~25日(金)8:00~21:00
(※初日は13:00から、最終日は17:00まで)
開催場所:新宿駅西口広場イベントコーナー(JR新宿駅西口)
主催/(公社)土木学会
共催/ 東京都建設局
協賛/(一社)日本建設業連合会、(一社)建設コンサルタンツ協会、(一社)セメント協会、電気事業連合会、(一社)日本橋梁建設協会、(一社)日本鉄道施設協会、(一社)日本道路建設業協会、(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会、(一社)日本埋立浚渫協会、(公社)全国上下水道コンサルタント協会、(一社)関東地域づくり協会
後援/ 厚生労働省、国土交通省、総務省
会場にてアンケートに回答いただいた方限定で、ドボコレグッズをプレゼントします!
新宿を黄色く染めて待ってます!!
土木コレクションとは
土木コレクションとは土木界が保有する歴史資料、図面、写真など普段目にすることができない各種コレクションを展示公開するもので、2008 年からプロジェクトが始まり、今に至ります。
土木コレクションの展示内容を一言で表すならば、「HANDS+EYES」。
明治期から昭和初期の土木エンジニアが高い志、熱意、プライドを持って国土づくりに取り組んできたことを、美しく繊細な手書き図面をベースに伝える展示を「HANDS」と呼んでいます。当時の土木技術の大胆かつ優れた構想力とともに、先人たちの熱い思いが伝わってきます。
また、近年の土木エンジニアが様々な社会要請に応じて、新しいコンセプトのプロジェクトを生み出してきたことを、魅力的な写真をベースに伝える展示を「EYES」と呼んでいます。現在の土木技術の繊細なデザインやこれまでになかった発想力が垣間見え、新しい土木の方向性を示してくれます。
それ以外にも、当時の建設現場などを撮影した動画も好評なコンテンツになっています。
ドボコレミュージアム
土木コレクションでは、土木コレクションで展示する貴重な写真や図面、歴史資料の数々をWeb空間上にバーチャルで展示・公開するミュージアム「ドボコレミュージアム」を展開しています。このサイトでは、これまでのコンテンツを全て見ることができます。
国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/