ふくろう多門のビデオレター No.14

ふくろう多門のビデオレターでは、「土木グローバル化」をキーワードに、会長プロジェクトの活動、「ふくろう多門の土木対談」の内容などを紹介しています。
第14回は、土木学会の海外支部について紹介します。

詳しくは土木学会tv「ふくろう多門のビデオレター」をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLRALmeewpTqoKp7gGhXqoh_b_pNvYO9oH

上田会長に直接に意見や質問ができる「多門に多聞&多問」を開設しております。ぜひ皆さまからのご意見、ご質問をお寄せください!
https://committees.jsce.or.jp/chair/node/59

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皆さんこんにちは。14回目のビデオレターをお送りします。

今回は、土木学会、JSCEの海外支部についてお話したいと思います。JSCEには数は100名余りと少ないのですが、海外にも会員がいます。これらの会員は海外支部に所属することになっています。

会員が在住する。九つの国、地域、海外分会という組織も存在しています。これらの九つの国地域とは、韓国、台湾、トルコ、モンゴル、英国、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムであります。前回のビデオレターで紹介したベトナムとタイには、海外分解があるということになります。

また、アソシエイトメンバーという会員制度もあり、登録するだけで、会費無料で、JSCE会員となることができます。対象は、海外在住で、英語による情報提供のみで、開始などは不要の場合の人に主として適用されます。

現在419名のメンバーがあります。ベトナムの海外分解活動は活発で、JCの図書や情報を保管、展示する日越土木技術者交流促進センターが、市民公開大学とハノイ土木大学に存在しています。ベトナムにおけるJSCE会員はかなり多く、会員間で情報交換などの活動も活発に行われているとのことです。

さて、タイは土木分野において日本との関係が大変強いのですが、JC会員の数は多くなく、活動も現在は活発ではありません。それぞれの国との交流活動の大きさと、それぞれの国でのJC会員の数や活動とは勘案しの連携していないようであります。

ベトナムやタイにおいては、元以前、日本に在留し、JSCE会員となっていたベトナム人やタイ人が多いと。いう点では類似しているんですが、JC会員としての活動には、直接繋がっていない場合が多いということになります。

国にも分会があります。こちらは英国人在在留する日本人会員により構成されています。このように国によって海外分会を構成する会員の状況は異なっています。また、海外の会員が在住していて海外分会が組織されていない国も多数あります。

例えば、アメリカはその一例です。3回目のビデオレターでお話しした、JSCEの協定学会とともに、海外支部を通しての国際活動は、JSCEにとって大変重要なものですが、どちらにも課題があり、それらを解決して、さらに活発な活動が展開されることを期待しているところであります。

次回のビデオレターでは、私が会長として行っている会長プロジェクトについて簡単に紹介する予定です。今後もふくろう多門ビデオレターでの情報発信をお楽しみにしてください。ありがとうございました。

国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/