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土木学会誌表紙絵ギャラリー(2021~2022)

土木学会誌は、1915(大正4)年4月に創刊した、土木学会の広報活動の中心である機関誌です。毎月、約4万人の会員だけでなく、国会図書館をはじめとする各種図書館やマスコミ関係機関等にも頒布しています。

会誌の製作は約70名の委員・幹事で構成する土木学会誌編集委員会が担当しています。土木学会の広報にとどまらず、土木業界の最新情報なども提供し、それぞれの土木技術者の専門性に留まらない教養誌としての誌面を通じ、会員だけでなく、土木を社会にアピールしています。

毎月の発行で、毎号バラエティに富んだ魅力的な表紙となっておりますが、表紙デザインは基本的に2年サイクルで変わっていきます。
2021年からの2年間を担当頂きましたのは、イラストレーターのモリナガ・ヨウ氏。2022年12月号で2年間の担当を終えられましたことを記念し、表紙絵24枚を一覧できるようまとめました。細部まで丹念に描かれた美しい土木イラストをご堪能ください。

2021年1月(Vol.106 No.1)

特集:さあ、AIを始めよう─土木工学へのAI導入のススメ─

横浜環状南線・横浜湘南道路 栄IC・JCT工事

2021年2月(Vol.106 No.2)

特集:多様性万歳! 島で生きる
小特集:建設分野におけるSociety5.0を目指した取り組み

建設現場を支える重機・機材たち

2021年3月(Vol.106 No.3)

特集:被災地から未災地、次世代へとつなぐ─復興の10年─

岩手県陸前高田市防潮堤

2021年4月(Vol.106 No.4)

特集:30代の土木

気仙沼湾横断橋

2021年5月(Vol.106 No.5)

特集:土木教育─「できない」を言い訳にしない質の高い教育の実現に向けて─

聖橋/御茶ノ水駅改良工事

2021年6月(Vol.106 No.6)

特集:設計と技術者と図面

設計技術者のお供たち

2021年7月(Vol.106 No.7)

特集:鉄道と道路 ─多様化する社会のために─

リニア中央新幹線 第一首都圏トンネル(北品川工区)

2021年8月(Vol.106 No.8)

特集:新しい国土

西海橋

2021年9月(Vol.106 No.9)

特集:首都圏インフラのビッグ・ピクチャー ─生活経済社会の礎を築く土木─

現場の安全を支える工芸品

2021年10月(Vol.106 No.10)

特集:カーボンニュートラルと土木

本河内水源地水道施設

2021年11月(Vol.106 No.11)

特集:まだ知らない土のこと

ボーリング調査

2021年12月(Vol.106 No.12)

特集:地域建設業の代替わり

青函トンネル

2022年1月(Vol.107 No.1)

特集:福島復興への歩み

福島第一原子力発電所

2022年2月(Vol.107 No.2)

特集:鉄とコンクリート

セメントの最先端研究施設

2022年3月(Vol.107 No.3)

特集:土木を描く

黒部ダム

2022年4月(Vol.107 No.4)

特集:Allyへ繋がる途

高速道路床版取替工事

2022年5月(Vol.107 No.5)

特集:土木と地政学

法面補修工事

2022年6月(Vol.107 No.6)

特集:流域治水

沈下橋

2022年7月(Vol.107 No.7)

特集:コンクリートダム・山岳トンネルの現場史

JR東日本 中央本線 笹子トンネル

2022年8月(Vol.107 No.8)

特別企画:遺産を学ぶ旅-土木学会・日本造園学会共同編集-
特集:土木遺産を学ぶ旅

2022年9月(Vol.107 No.9)

特集:「文明化された社会」をこえて-土木學のめざすもの-

琵琶湖疏水 南禅寺水路閣

2022年10月(Vol.107 No.10)

特集:交通の未来-コロナによる転換を見据えて-

橋梁メンテナンス

2022年11月(Vol.107 No.11)

特集:海洋土木のフロンティア

洋上風力発電施設建設工事

2022年12月(Vol.107 No.12)

特集:土木のイシュー31

函館漁港 船入澗防波堤

togetterではモリナガ・ヨウさんの裏話も

togetterでは、モリナガ・ヨウ先生ご自身がツイートされた製作裏話もまとめています。そちらもぜひ。

一般の方でもご購入いただけます

土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手頂くことは可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

発行後50年経過した学会誌は無料でご覧頂けます

発行後50年が経過した土木学会誌は、土木図書館のデジタルアーカイブスで公開しております。どなたでも無料でご覧頂けますので、ぜひご覧ください。

入会すれば全ての学会誌が

発行後50年未満の土木学会誌は、土木学会個人正会員(学生会員含む)の方であればWEB上ですべてご覧頂けます。

「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能ですので、この機会にぜひ入会をご検討ください。


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国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/